親子の夢がかなった!? 30年越しに憧れていた「巨大松ぼっくり」を小学生の息子が手に入れたお父さんに話を聞いた

2世代を魅了する驚愕の大きさ…!
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大王松がつないだ親子の夢

――巨大な松ぼっくりですね! 何という種類のものかご存じですか?

植物に詳しくないので、確認はできないのですが、葉っぱの形状、松ぼっくりの大きさなどから、おそらく大王松(ダイオウマツ/ダイオウショウ)で間違いないと思います。

――お子さんは松の木を毎日観察されていたそうですが、入手するまでどれくらいの期間がかかりましたか?

4月の頭ごろ(2年生になったころ)から、「あの大きな松ぼっくり落ちてこないかなぁ…」と毎日眺めては言っていました。入手したのは5月15日なので、1カ月強はかかったでしょうか。
松自体が小学校の体育館の高さほどあり、松ぼっくりもかなりの高さにあったため、棒で落とすなどできず、眺めるしかなかったようです。

たしかに子どもの手が届かない高さだ

――MTさんご自身も小学生時代にこの松ぼっくりが欲しかったそうですが、当時の思い出を教えていただけますか?

当時から高い松の木だったので、なかなか小学生が手に届くものでもありません。また落ちてきても大体他の子に持っていかれたので、なかなか手に入らない松ぼっくりでした。

――お子さんは手に入れた松ぼっくりをどう扱っていますか? それを見たMTさんの思いもお教えください。

大きさや、おもさ、形状など一通り観察した後は、他の松ぼっくりと合わせて、外に保管しています(今後煮沸する予定ですが、それまでは虫が出ると困るので)。

tweetには「私の夢もかなった」ということを書きましたが、私がアメリカ留学中に、大学のキャンパスにあの大きさの松ぼっくりはよく落ちていたので、松ぼっくり自体がほしかったわけではありません。私の夢は「小学校のあの松ぼっくり」が欲しかったというものなので、それを下の子がかなえてくれたという意味でもうれしかったです。

子どものころに憧れたものは、大人になっても憧れの対象だ。親子を魅了した松ぼっくりは、今後何世代もの人々に夢を与え続けるのかもしれない。

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