褒められるとガチャが引ける!「自己肯定感ガチャ」で社内がもっと最高になったらしい
兵庫県にある匠工芸で働いているSuzu(@Suzu_momoi)さんは、社長が作ったという「自己肯定感ガチャ」をTwitterで紹介した。同僚やお客さんから褒められると、社長が専用メダルを1枚わたしてくれ、ガチャガチャを1回引けるという。ガチャの中身は100円玉で、500円玉や最高で1000円札が入っていることもある。
匠工芸には【自己肯定感ガチャ】と言うものがある。
社内での『ありがとう!』『すごい!』やお客さんからの『ありがとう!』が発生すると、どこからともなく社長が専用メダルを1枚くれる。
ガチャの中身はなんと100円玉!
こないだ工場長は500円引いてた!最高で1000円札も入ってるらしい。続く→ https://t.co/fHe8gP7TH5
— Suzu (@Suzu_momoi) 2020年4月23日
大人になればなるほど、『出来て当たり前』『ちゃんとして当然』になってくる。でも意外と自分のしたことは、他の人にとってはすごく助かってたりする。その形が【ありがとう】で、その【ありがとう】をもっと盛大にお祝いしよう!って事で社長が、わざわざガチャガチャの機械買ってこしらえた。続く→
— Suzu (@Suzu_momoi) 2020年4月23日
中身が100円玉とか500円玉なのは、家のお手伝いして、お小遣いもらえたみたいで純粋に嬉しいから。現に、工場長が500円玉引いた時は、事務所がお祭り騒ぎやった。笑
こんな時やからこそ、大人になっても、子供みたいなことで喜べるってめっちゃいいやんね(*´꒳`*)
— Suzu (@Suzu_momoi) 2020年4月23日
「『ありがとう』をもっと盛大にお祝いしよう」という社長の思いも素晴らしいこのシステムに、Twitterユーザーからは「とてもすてきな職場ですね」「うちの会社にも欲しい!!」との声があがっている。
トゥギャッチ編集部は、導入してから社内がどう変化したのかなどをSuzuさんにうかがってみた。
――このガチャの取り組みは、いつごろ始まったものなのでしょうか?
2020年の4月上旬ごろからです!
――ガチャを引ける人は1日に何人くらい出ますか?
これは本当にまちまちですね。1日に何人もガチャ案件になる日もあれば、2〜3日全くないときもあります。社員みんなが「ありがとう!」と感じるときはそれぞれですから!
――ちなみに、Suzuさんはこれまで何回くらいガチャを引かれましたか?
私は今まで2回引かせてもらいました!ちなみに2回とも100円でした!笑
――「自己肯定感ガチャ」の名前の通り、導入以降Suzuさんや従業員の皆さんは自己肯定感が上がったりしたのでしょうか?
まず、単純に会社の中が明るくなりました。ガチャを回すときなんかは、そのときにいる社員全員で見守る、という謎の行事にもなりつつあります。笑
また、ガチャで引いた金額で一喜一憂してちょっとしたイベント感も味わえて、楽しめています!
社員一人ひとりが「自分のしたことで他の人を助けている!」という意識もついたように思いますので、文字通り、自己肯定感の向上につながっていると感じています!
――「ありがとう」が目に見える形になったことで、仕事への取り組み方やモチベーションにも影響はありましたか?
自己肯定感ガチャのおかげで他の人に「ありがとう」と声を出して言いやすくなったとも感じています!
ありがとうと言いやすい環境は、ありがとうをたくさんもらえる環境でもあるので、モチベーションも上がりますし、社員みんなが明るく仕事ができるようになったと感じています!
――本当にすてきな施策ですね…!ご回答どうもありがとうございました。
この後、投稿が話題になったことで褒められてガチャを回したSuzuさんは、なんと通常の10倍にあたる1000円を引き当てたそうだ。ガチャの神も祝福してくれたのかもしれない。
【奇跡】
ありがたいことに、自己肯定感ガチャの投稿を各ウェブメディアさん等に取り上げていただきました(*´꒳`*)
そのことが『会社のPRになった!ありがとう!』とガチャ案件になり、引かせていただいた結果、なんと1,000円を神引きしました(΄◉◞౪◟◉`) https://t.co/N8zrhMwGP3 https://t.co/oVVmTZBgyg
— Suzu (@Suzu_momoi) 2020年4月27日