「キスで唇をふさぐマシーン」でロマンチックに会話を終了させる
こんにちは、藤原麻里菜です。
先日、知人と話していたら、急に「そういえば、なんか太ったよね」と言われました。「まあ、前会ったときよりかは太ったかな」と答えると、口火を切ったように「やっぱり!!!顎のラインとか見て太ったなって思った。 もうちょっと体調管理しなきゃダメだよ。野菜とか食べてる? 運動は?してないの?……」と、延々と私が太ったことに対する話をしてきました。
そこで私は思ったんです。マジでうるせえな、と。もしこれが戦国BASARAで私が伊達政宗だったら、HELL DRAGONという技をキメていたなと思います。
でも、この現実は戦国BASARAじゃないし、仮に私が六爪流の使いでHELL DRAGONをキメてそいつに攻撃したとしたら、それは紛れもない傷害罪ですし、ただただ懺悔しながら刑期を全うするだけです。
ウザい人の話を止めるのに、暴力はいけません。では、他に方法はあるのでしょうか。そんなことを考えながら少女漫画を読んでいると、こんなシーンに出会いました。
うろ覚えで描いた私のイラストで伝わるかわかりませんが、ヒロインの話をキッスで止める学園一のイケメンです。「これだ」と思いました。ウザい話をする人の唇をキッスで塞げばいいのです。
「ウザい人の唇をキスで塞ぐマシーン」を作っていこう
そうはいっても、私はウザい人にキスをしたくありません。それに、突然のキスは、一般常識から逸脱した行為です。こんなときは工作です。イケメンがキスをしてくれる器具を作ればいいのです。
今回の発明品の重要なパーツがこちらです。パーツだけ見ると「なんだこれ」となりますが、引き出しに使われている「スライドレール」というもの。ホームセンターで、2つセットで売っていたのですが、今回は1つだけ使います。
余ったもう1つは、「いつか何かしらに使おう」と、段ボールの奥底にしまいました。たぶん、来週には忘れていると思いますが。
次に、角材をいい感じの長さに切ります。
切った角材とスライドレールの片方をネジ止めしました。
もう片方のレールにも角材をネジ止めします。
そして、サイドに取っ手をつけて、
キッスをしてくれるマネキンを用意したら完成です。このマネキンは、5年前から工作で使い続けているマネキンです。福士蒼汰をイメージして作りました。このマネキンをつけることで、参考にした少女漫画のようにロマンチックなキスが演出できるというわけです。
「ウザい人の唇をキスで塞ぐマシーン」完成
完成しました。こちらが、「ウザい人の唇をキスで塞ぐマシーン」です。
レバーを押すとマネキンが前に出てきて、ウザい人の唇を奪ってくれます。
見てください。この美しい造形を。マシンガンをイメージして作ったのですが、鉛玉が発射されるのではなくキッスが発射されるのです。このマシーンには愛しかありません。きっと次のノーベル平和賞を狙えるのではないか、と、我ながらドキドキしております。そんなラブとピースあふれるマシーンを作ることができました。
持ってみるとどうでしょう。かっこいいですね。イケてますね。愛を武器に戦うキャラクターみたいですね。
このように使います。はい、かっこいい。
それではさっそく、ウザい話をいつもしてくる先輩を呼び出して試してみたいと思います。