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ある日のこと。「あ〜、暇だしアー写、撮りてえな……」と思い、友人に連絡したところ二つ返事で撮ることに。

なんかバイブス感じるところがいい」という私のうわごとから一瞬で全て"理解(わか)"ってしまった友人が新宿歌舞伎町のどえらい店を提案してくれた。

今回アー写の撮影地に選ばれた店は「American BAR&CAFE 蓮(REN)」。

店名で検索したら出てきた公式サイトの画像。どえらい。

というわけでやってきました夜の新宿歌舞伎町ど真ん中。営業開始時間の22時に店を訪れると、すでにネオンがギラギラと輝いていた。

DVD鑑賞の手前の看板が今回のお店

入り口は細い路地になっており、一人だったら絶対に入る勇気が出ない。

ここに入るのか…

このビルは「ロボットレストラン」「ギラギラガールズ」などとにかくギラギラしたお店しか入ってないビルのため、入り口に足を踏み入れた瞬間から情報量が多すぎる。

「ギラギラガールズ」というのは別のフロアのガールズバー。気になる。
エレベーターの中までもがこんなにもギラギラしている

今までの人生で一番ギラギラしているエレベーターで3階に上がると…

わっっ

うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!富(とみ)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!

突如として概念上のドバイみたいな空間に来てしまった。床や壁や天井がギラギラしているのはもちろん、置いてある机や椅子も人生で遭遇したことのない色や形をしている。全てが派手だが、けして安っぽくはない。明らかに多くの金銭が使用されているのが伝わる。

人生で何一つ成し遂げていないのにこんな椅子に座っていいのだろうか
テーブルが巨大すぎて向かいの人の会話が全然聞こえない席に座らせてもらった

ところでみなさんお気づきだろうか。そう。お客さんが全くいないのである。
我々が入店した時にいたのは外国人のお客さん二人だけだったので、この実質ドバイをほぼ貸切状態で利用させてもらった。

こんな元気な内装なのに誰もいない

座ってるだけで毎秒1万円くらい取られそうだが、なんとチャージ代はゼロ。嘘みたいに良心的である。
なお、ドリンクはセルフ式なのでバーカウンターに行って注文する必要がある。チャージがゼロならさぞかしドリンク代が高いだろうと思いきや、ソフトドリンクが500円。こうなってくるともう内装が異常に綺麗なサイゼリヤである。

店員さんはミスドくらい優しい

しかも、店員さんがびびるくらい普通。こんなお店なのでいかつい黒服が登場しそうだが、普通に接しやすく物腰柔らかで丁寧な店員さんしかいない。体感的にはミスドである。

こちらは友人の頼んだ「蓮スペシャル(700円)」。

ところで、入ってから知ったのだがここはあの有名な「ロボットレストラン」のラウンジにあたる部分らしく、昼間はロボットレストランのお客さんしか利用できない場所を夜だけ誰にでも開放しているのだそう。

なのでおしぼりには「ロボットレストラン」と書かれている

ちょっと腰掛けるだけで死ぬほどフォトジェニックになるため、「アー写を撮りたい」という当初の願いはいとも簡単に達成されてしまった。

友人にMacBookを持ってもらって撮影したところ、一瞬にして「家具が何もない部屋で育てられ、9歳にしてロシア政府のサーバーにウイルス攻撃を仕掛けたスーパーハッカー」みたいな写真が撮れた。

加工なしでこの色味

私も撮ってもらったが、秒でアー写になった

今すぐデビューできる。あとは曲を作るだけだ

と、このようにほぼ無人の店内をかなり自由に使わせていただき、そこらじゅうで縦横無尽に写真を撮りまくっていたのだが、突然大量のお客さんがやってきた。それも外国の方ばかり。

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コメント

yositosi @yositosi 2019年5月21日
我々が楽譜だと思っているものの多くは実はFacebookなのかもしれない。
おるぐり3 @allgreen76c 2019年5月25日
クソ笑うw 良い文章力だ