祝29連勝の藤井四段! そのプレッシャーが感じとれる1枚の写真
昨日、30年ぶりに公式戦の歴代連勝最多記録を29に更新した14歳の最年少棋士・藤井聡太四段。対局ごとに、たくさんの報道陣が対局室に押し寄せてきている。
現在Twitter上では、対局室で撮られた1枚の写真が話題となっている。
将棋公式戦新記録の29連勝目をかけて、対局に臨む藤井聡太四段と、それを取り囲む報道陣。 https://t.co/bKhYV39MLE
— mtmt (@mtmtlife) 2017年6月26日
撮影したのは、フリーライターで将棋ネット中継記者の松本博文さん(@mtmtlife)。将棋公式戦記録の29連勝をかけた対局を前に、藤井四段の背後から撮られたもの。マスコミの人数の多さから、記録更新への期待やプレッシャーのほどが伝わってくる。
集まった報道陣は、なんと40社100人にものぼるそうだ。
カメラマンによる熾烈なポジション争いの中、片方の対局者の撮影が必須という条件の場合、その後ろがガラ空きになることがある。そこで報道用には使えないような、対局者の背中と、取り囲む山ほどの報道陣とを、悠然と撮影するのが好きです。 https://t.co/ffIecVhatf
— mtmt (@mtmtlife) 2017年6月26日
対局に臨む藤井四段の姿を押さえようとカメラを構える報道陣が多いなか、「報道用には使えないような、対局者の背中と、取り囲む山ほどの報道陣を悠然と撮影するのが好き」と松本さん。
@mtmtlife @shigekixs しかも、人の背中には物語がありますよね☆
— 石井真弓 Mayumi Ishii (@ishimayu) 2017年6月26日
@mtmtlife 他のマスコミが藤井四段を取るためにいい位置を取ろうとしてるのに対してmtmtさんはあえて逆位置で、藤井四段の気持ちがわかる視点を取ったというのは慧眼だと思います。
— くみちす ⋈(3D生主) (@ahoaho1313) 2017年6月26日
@hR9KUL1Np8uiPue もちろん、気が散るとは思いますが、対局が始まると報道陣は退出させられます。 対局が終わるまでは報道陣はお休みする規定なので、真剣勝負に特に影響はないと思います。
— 鬼丸 (@onimalmasa) 2017年6月26日
これに対して「背中から物語を感じる」「藤井四段の気持ちがわかる視点を撮影したのは慧眼である」という声が寄せられた。また、「集中できるのか?」という声も上がったが、対局中は報道陣は入室を禁止している。
次戦は7月2日(日)、竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段との対局。この連勝記録をどこまで伸ばすのだろうか?