2015年8月28日

偉い人にはそれが分からんのですよ? 宇宙飛行士・油井亀美也さんが気付いた「宇宙でのロボットの手足の重要性」

現地からのお知らせです。
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 現在、国際宇宙ステーションに長期滞在している宇宙飛行士の油井亀美也さん。彼の宇宙からのツイートには全世界からの注目が集まっているが、そんな彼が今日また非常に興味深いツイートしている。

 彼によると「宇宙空間で使うロボットに足は必要なのか?」という古くからの疑問に対して「足と言うのは非常に重要であり、ロボットの手足を上手く操作すると、姿勢制御の為のスラスター(補助的な推進装置)を大幅に減らすことができる」という答えにたどり着いたという。

 なお、その「足は飾り」という説は、アニメ「機動戦士ガンダム」の中で、シャアがジオングを見て「足はついてない」と言った時に整備兵が「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」という有名なワンシーンだと思われる。

 つまりこれは、宇宙空間において手足などを高速で動かすことにより生じる反作用のエネルギーを、姿勢制御に使用できるという仕組みだ。資源の限られた宇宙においても、エネルギーの節約は重要な課題であることから、この気付きはとても有意義なものだと思われる。

 油井さんはさらに「人間のパフォーマンスは宇宙での生活で最大限に発揮されるようになるのでは」という自説を述べている。そして将来人々が宇宙で生活するようになる未来を見据え、その宇宙で産まれる新たなアイデアで人類はより発展していくのでは? とも述べている。

 人類が長らく夢見ていた「宇宙での暮らし」。それを身近に感じることができる油井さんのツイートには、今後もより期待が高まるだろう。