公務員などの公的機関の身分を装い、一般市民をだます新手な詐欺が増加しているという。
市役所職員などになりすまし「ごみ置き場の場所が変わる」などとウソを言って住人を誘い出し、鍵が開いた状態の住居に共犯者が侵入して現金を奪う「職権盗」が、県南地域で相次いでいるそうです。皆さん、ご注意を! http://t.co/BSV65jwZzp
— 常陽新聞 (@joyoshimbun) 2015年6月3日
常陽新聞公式アカウントによると、市役所職員などを装った人物が「ごみ置き場の場所が変わる」と言って住民を外に誘い出し、その間に共犯者が住居に侵入して現金を奪う「職権盗」が茨城県内で相次いているという。
この「職権盗」の発生件数だが、警視庁の犯罪統計資料によると、全国で平成25年の1月~12月までで115件であったのが、翌年の平成26年の1月~12月までで168件と増加傾向にある。さらに今年に入った平成27年1月~4月まででは、すでに66件発生している。
追出し盗にご注意!「近所にお宅の自転車が放置されている」と親切に教えるふりをして、あわてて鍵をかけずに見に行くと、そのすきに事務所の金を盗む。あるいは、銀行から金を引き出して自宅に帰る老人を狙う。 (NHKニュース)
— ぽん太 (@kuu0033) 2010年8月13日
【防犯ジャーナル】「外の植木鉢が倒れている」チャイムを鳴らされ、声をかけられた一人暮らしの家人が外へ様子を見に行った。その隙を見計らって男が室内に侵入し、現金などを盗んで逃走。これが「追い出し盗」と呼ばれる侵入盗だ。このところ大阪で散発している。(大阪日日新聞WEB)
— 高尾祐之@総合防犯設備士『犯罪未然防止の方程式』 (@hibikicompany33) 2012年4月28日
追い出し盗は、うちも昔アルバイトが被害にあったことある… ガチャガチャ詰まってるでってアルバイトが表に出てるうちに中におった奴に商品盗られた…
— RYOMAX (@RYO11MAX) 2011年8月18日
またこの「職権盗」と似ている窃盗の手口に「追い出し盗」というものがある。公務員などになりすますのではなく、通りすがりの人をよそおって民家や店舗などにいる人に声をかけ、外に出ている間に窃盗に入るという方法だ。
卑劣な犯罪を許さないためにも、ほんの数分でも外に出るときは鍵をかける、住居や店舗に大金を置きっぱなしにしないなどの自衛策を徹底することを心掛けよう。