8cmCDマニア・ディスク百合おんが選ぶ「みんなに見せたい縁起が良さそうな8cmCDベスト3」

誰もが1枚は持ってる!?懐かしのCDサイズ
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どうも、私8cmCD大好き人間。ディスク百合おんと申します。

って、そもそも「8cmCD」って知ってます?

いきなり本題に入ると置いてかれる人も多そうなので、まず8cmCDが一体何なのかの説明をさせていただきます!

8cmCDとは、名前のとおり直径8cmのCD。80年代後半から2000年ぐらいにかけて日本の音楽界で席巻した音声メディアでございます。

当時の音楽ブームもありミリオンヒットも多く、当時は当たり前の存在でしたが、現在はシングルも通常サイズ(12cm)に統一され、8cmCDは今はほぼリリースされておりません。

そんな一時代を築いた8cmCD。実は私、ふとした拍子で魅せられてしまい、5年くらい前からリサイクルショップやフリマサイトを駆使して集めるようになりました。ヒット曲はもちろん、企画物やヒーリング系、果ては効果音のCDまで…。

専用の棚まで作る始末。

そんな自分が夢中になり収集している8cmCD。個性豊かで面白い作品が多いので、ぜひ紹介したい!ただ、ひたすら見せても雑多になり伝わるものも伝わらないので、テーマを立ててランキング形式で紹介していきたいと思います!

今回は「みんなに見せたい縁起が良さそうな8cmCDベスト3」!何となくご利益ありそうな歌、ジャケットの8cmCDを集めてみました!

3位:国本武春「たいたいづくし」

中川いさみによる青年向け4コママンガ「クマのプー太郎」。1995年にアニメ化されており、そのテーマ曲が収録されております。主要キャラクターが散りばめられたジャケットが楽しげで良いですね。

写真を見て分かる通り、8cmCDのケースは縦長なんですね。プラケースと紙製のジャケットで形成されております。この独特な形状も、8cmCDフリークにとっては大きな魅力なんですね。

裏ジャケットでは、ボーカルを担当した浪曲師の国本武春がプー太郎の仮装をしております。

この曲を選んだ理由は、これの表題曲「たいたいづくし」が最高にめでたいからです!

サビがこちら

たいたいづくしで福が来て

七福神まで歌いだす

たいたいづくしで明け暮れて

鶴亀そろって舞い踊る

作詞:国本武春 作曲:国本武春 編曲:米光亮

縁起が良いとしか言えませんね。曲調もボーカルもご陽気で聴くだけで元気が出てきます!

 

盤面にも鯛のイラスト。めでたい!

2位:松任谷由実「ANNIVERSARY」

こちらは誰もが知っている女性シンガー、松任谷由実のヒット作ですね。注目すべきはご利益ありそうなジャケット!通常版とは違う、豪華な仕様となっております。本当に目立つので、棚でもすぐに見つけられて助かりますね。

ケースに光沢のある金色の包装紙を使用しており、かなり高級感がありますね。レターセットを模しており、中にはCDが入っております。こだわりを感じさせる作りです。

型押し加工も贅沢ですね。こちら「YUMING SWEETS」というシリーズでして、紹介したCDと合わせて過去作も同じ仕様で再リリースされております。そのシリーズの中でもこちらのCDが新曲だった事もあり、一層豪華な仕様となっております。

1位:オナペッツ「大天使」

インパクト大のジャケットですね。

90年代に様々なメディアに登場していたドラァグクイーン「宝ルビー」と「宝ダイヤ」によるユニット「オナペッツ」のセカンドシングルです。こういう当時の芸能界のトレンドを感じさせてくれる8cmCDは特に好きですね。

衣装も撮影セットもロココ調にまとめられて非常にきらびやかで物々しいですね。CDから放たれるあまりのありがたさに棚に差さずに、神棚に飾って置きたくなります。置きませんが。

そして、なんとこのCDのプロデュースは浅倉大介。accessのメンバー、T.M.Revolutionのプロデューサーでお馴染みですね。シンセサウンドバリバリのアレンジで、楽曲もジャケットに負けないくらいゴージャスです。

今のCDであれば、伝えたいクレジットに関してジャケットデザインの世界観が崩れないよう帯に記載すると思うのですが、8cmCDはこのようにジャケットに印刷してしまうケースが結構ありました。そんなデザイナー殺しで情報過多なジャケットを見て楽しむのも一興です。

という訳で「みんなに見せたい縁起が良さそうな8cmCDベスト3」は

3位:国本武春「たいたいづくし」

2位:松任谷由実「ANNIVERSARY」

1位:オナペッツ「大天使」

でした!

ありがたそうな8cmCD達をこの記事で見たあなた、もしかしたら今年いいことが起こるかも…?