駅弁を一度も食べたことがない人たちを連れて「駅弁大会」に行ったら大興奮で帰ってきた話

駅弁は正義
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※店内は京王百貨店さん許可のもと撮影しています。

訪問時はお昼の時間からずらしたこともあってか、混雑による入場制限もなく、余裕をもって周ることができた。駅弁の神様が導いてくれたに違いない。

場内ではその場で調理して作られた駅弁もあり、食欲をそそる匂いが充満している。肉がジュージューと焼ける音と香り、光り輝く海産物、よくこんな大変な時にも東京の新宿までやってきてくれた…。圧倒的感謝。

 

「かに」「いくら」という文字とビジュアルにときめく
焼かれている肉

よく考えたらほぼ毎年駅弁大会に行っているのに、飽きずに毎回楽しんでいる自分でさえこうなのだから、初めて駅弁を食べるという人たちが興奮しないわけがない。

「わーーーーーーー!」


「すげぇ……楽しい……」

全員、語彙力を失ったオタクのようなコメントしか出てなかった。

さまざまな地域の自慢のお弁当が集まっているという現実を真正面から受け止めると多幸感がすごい


数ある駅弁の中からチョイス


さて、興奮しながら各自が選んだ駅弁は次の通り。

千鳥さん「北海道グルメ丼ぶり 豚丼」(1500円) 

「北海道グルメ丼ぶり 豚丼」(1500円)

※各日150食販売予定。その後は通常容器(1080円)にて販売。

たかやさん→宮城県 仙台駅「炙り牛たん弁当」(1500円)

ふ凡社鈴木(編集部)→兵庫県 西明石駅「たこ壷カレー」(1200円)

左はよく知られている「ひっぱりだこ飯」、右が「たこ壷カレー」。たこがターバンを巻いている

紫蘇ゆかり(編集部)→福井県 福井駅「特選ふくいサーモンかにちらし」(1500円)

駅弁を買った達成感に満ちあふれる参加者たち。早く食べたいという気持ちが顔に出ている。

駅弁、実食開始

駅弁を無事買ったので我らがトゥギャッチ編集部まで持ち帰り、実食することにした。

室内は十分な換気の中、黙食をつらぬくため「これらの駅弁を選んだ理由」については後ほどひとりひとり紙に書いて説明してもらうことにした。あらためてそれぞれの駅弁の内容を紹介しよう。

牛タンを食べてこの顔である

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