「ありがとう、お父さん」父が書いた子どもの成長を喜ぶ育児日記は、時を経て子どもの宝物になった
イラストレーターの岡本かな子(@kanakookamoto)さんがTwitterに投稿した「育児日記」。こちらは2021年12月に亡くなった岡本さんのお父様が、岡本さんの誕生時から書いていたものだという。この日記の内容に大きな反響が起きている。
先月急逝した父の育児日記(私を育てた日記)ばかり読んでいる。だからね、育児日記とか保育園の連絡ノートとかとっておくべきだと思います。のちのち子供の宝物になります、ありがとうお父さん。 https://t.co/QqVGGLftJT
— 岡本かな子 (@kanakookamoto) 2022年1月5日
体調を崩して入院してしまった娘への不安、子どもが立って歩いたときの喜びなど、子どもの誕生と成長を目を細めながら綴っていることが伝わってくる内容だ。また、文章の書き方からは温かい人柄も伺える。
このツイートにTwitterユーザーからは「心が暖まりますね」「涙なしでは読めない。とても愛されてますね、素敵です」との感想が集まっている。
また「私も育児日記をつけています」「保育園からの連絡ノート(=保育士・保護者間で子どもの様子や連絡事項などをやりとりするもの)捨てなくてよかった」などという声も。子育ての記録を残していくことの大切さをあらためてかみしめた人も多いようだ。
岡本さんはお父様の日記と、その内容に合わせたイラストの投稿を始めている。これらのイラストは上記の日記の内容とリンクしているものだ。
少しずつ父の文章にイラストをつけていきます。 https://t.co/R2EA3V4TXg
— 岡本かな子 (@kanakookamoto) 2022年1月6日
8ヶ月ではじめて湖につからされたらしい。
「来年は泳がせてやるからな。」 https://t.co/mRWcWBbr8f
— 岡本かな子 (@kanakookamoto) 2022年1月7日
お父様は旅立たれたが、これから「父と娘のコラボレーション」とも言える作品が生まれていくのだろう。岡本さんの公式サイトの作品と合わせて、ぜひ一度のぞいてみてほしい。