2021年9月23日

秋芳洞の中がクラブみたいなイケイケスポットに!?現場を目撃した「山口大学洞穴研究会」に聞いた

こんなカラフルな洞窟で踊ってみたい?
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山口県にある山口大学洞穴研究会(@yamadaidouketsu)のTwitterアカウントが投稿した、カラフルな洞穴の動画が話題になっている。

ライトが故障して、カラフルになった

ここは山口県・秋吉台天然記念公園の中にある、特別天然記念物秋芳洞。秋芳洞の内部に設置されていた白のライトが落雷の影響で故障してしまい、カラフルなライトが点滅。まるでパーティー会場のような雰囲気になってしまった。

この投稿を見たユーザーからは、「ゲーミング鍾乳洞になっている!」「これはバブリーな洞窟ですね」「秋芳洞がイケイケになってて草」とクラブのようにになった秋芳洞に対して驚きの声が集まっている。

そんな中、トゥギャッチ編集部では撮影主である山口大学洞穴研究会に話を聞いてみた。

秋芳洞に何回か行っているからこそ、今回は「思わず爆笑した」

この風景を見つけた時、ズバリどう思ったかを教えてください。

面白すぎる、というのが率直な感想です。普段見慣れた景色が突然トリッキーな見た目になっているのはシュールです。

動画は事前に後輩から見せてもらっていて爆笑していたのですが、実際に見ると笑わずにはいられませんでした。

今回の動画を撮影した場所は、秋芳洞の中でもどの辺りになりますでしょうか?

「傘づくし」の下にある橋の上で撮影しました。(傘づくしの位置についてはこちら)秋芳洞の観光部の中間地点あたりで、エレベーター口から正面入口の方に少し降りた位置です。

洞穴研究会目線で秋芳洞の魅力を教えてください。

一般的には、秋芳洞では鍾乳石がわかりやすい魅力だと思いますが、実は壁に残る線や洞内の水流を見ると、秋芳洞がどのように作られたのか推測することができることも魅力です。

また大きさも魅力のひとつです。秋芳洞の公開されている部分は1kmほどですが、実際は総延長11km以上の空間が広がっています。高低差も138mあり、日本有数の広さを持つ洞窟となっています。

日本に3つしかない洞窟に特化した大学サークル「洞穴研究会」の活動内容は?

洞穴研究会の簡単な活動内容について教えてください。

本会では洞窟の調査活動のため、洞窟の測量をして地図を作ったり、秋吉台を中心としつつ他地域の洞窟も探検し、洞窟の特性やでき方を学んでいます。

秋吉台には450を超える洞窟があり、観光地であるカルストロード付近にもたくさんあります。88m程下に落ちている井戸のような穴、綺麗な鍾乳石がある穴、泥だらけの穴などがあります。そんな中、調査活動では県や市から洞窟調査の依頼を受けたり、秋芳洞の新空間発見が話題となることもありました。

また、実際の洞窟調査では、ロッククライミングやほふく前進で進んだり、命綱やワイヤーのハシゴなどを用いて探検します。

こちらの洞穴研究会で、秋芳洞は何回も行ったことがあったのでしょうか?

年に6,7回ほど入っています。本会の活動だけでなく、専門家の調査の手伝いで入ることも多いです。ほとんどは観光で入れる洞部を通り過ぎ、柵を超えた非観光洞部に進んでいきます。そのため、秋芳洞は部員にとってはかなり見慣れた場所だと思います。

カラフルなのは今だけかもしれないが、洞窟には奥深い魅力がある。いつか、洞窟をじっくり回るのも悪くないかもしれない。

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