ライターたかやがあなたの「思い出料理」食品サンプルにします①【友人とはじめて作ったホットケーキ編】
幼稚園からの親友と初めて作ったホットケーキ
▼今回制作する「思い出料理」▼
料理名:ホットケーキ
●エピソード●
幼稚園からの大親友が、彼氏と同棲することになり東京に行ってしまって、自分自身岡山に住んでるのでなかなか会えず寂しい日々を送っていました。
そんな時に初めてその子の家に行った時、朝ご飯に初めて一緒に作ったホットケーキです。
ずっと一緒にいたのに一緒にご飯を作るなんて初めてで少し恥ずかしさもありましたが凄く今でも心に残ってる思い出です。
今はコロナ過で会うこともできなくなっていますが、次会えたときはまた一緒にホットケーキを作りたいです。
ッあ~~~~~! 良い!!!
写真の良さはもちろん、エピソードが最高です。 まるで朝ドラの1シーンを切り取ったかのような瑞々しさ。
「ずっと一緒にいたのに一緒にご飯を作るなんて初めてで少し恥ずかしさもあった」の一文が素晴らしすぎる…。
読んでいる内に、胸の奥が甘酸っぱい気持ちで満たされました。Twitterの短編漫画とかで読みたいレベル。
これはぜひとも、もっと詳しい話を聞きたい!
そこで写真を送ってくれた、れなさんとリモートで通話をしました
このエピソードはいつ頃の話ですか?
いま私は25歳なんですが、親友が東京で同棲を始めたのと、私が親友宅でホットケーキを作ったのは3年前です
なるほど。幼稚園からの幼馴染と22歳で初めて一緒に朝ごはんを作った、と。この字面だけで超良い…。あ、でも同棲だから彼氏さんもその場にいたのか
いえ、その子の彼氏は実家も東京にあるんです。それで私が泊まりに行くってなったとき、私が気を遣わないように実家に帰ってくれました
デキる彼氏…!
で、一晩泊まった翌朝「朝ごはん何にしようか」と親友と話してたんです。そしたらホットケーキの素があったから「じゃあホットケーキにしよっか」って
なんだろう…。特に非日常的な部分は無いのに、ドラマのような情景がありありと浮かんでくる…
あの時は特に何も気にせず作ってたけど、いま思い返すと、お互いにどこかぎこちなさはあったかも。ちょっと恥ずかしかったというか…なんだろう、上手く言えないですねw
うんうんうんうんうんうん。そうなんですよ。このエピソード、言葉に表せない、胸にキュンとくる良さがあるんですよね…!
なんなんでしょうね、コレ! そして女の子たちの物語に「胸キュン」を連呼してる俺、超キモいですね!
他にも、その親友さんとの思い出に残ってることはありますか?
一番思い出に残ってるのは、私の20歳の誕生日に、親友の主導でお祝いをしてくれたことです
この写真ですね。めちゃめちゃプレゼントもらってる!
私が欲しかったプレゼントのほかにも、親友が中心になって寄せ書きの色紙をくれたんですよ。その色紙に、私の好きなゲーム実況者からのリプライを印刷して貼ってくれてて…
ゲーム実況者のリプライ?
親友が、その実況者さんにダメ元で「私の友人が今度誕生日なので、なにかお祝いのメッセ―ジをもらえないでしょうか」って頼んでくれたんです。そしたら、実況者さんがお祝いコメントつきでリプを返してくれたみたいで
おお! すごい!
それ以外にも、親友にとって面識の無い私の友人たちにもお祝いメッセージをもらってくれてたり。その手間を考えたらすごく嬉しかったんです!
最高。そんな青春を送りたかった…。そういう仲良しエピソードがありつつ、一緒に料理を作ったのは大人になってからっていうのも最高。つまり超最高
最近は親友さんと会いましたか?
いえ、最後に会ったのは一昨年です
ご時世的に、県を跨ぐ移動は難しいですもんね…
あと私が病院で働いてるのもあって、余計に人と会いづらいのもあって…
なるほど…
でも、LINEでは連絡を取ってるし、親友も「また泊まりに来て」って言ってくれているので次に会うのが楽しみです!
甘酸っぱい友情関係を感じる、本当に素晴らしいエピソードですね…! ありがとうございます!