長風呂だなあと思ったら…夫が子どもに「放物線」や「熱力学」の物理現象を教えるお風呂タイムになっていた

ちょっとしたことで、お風呂の時間が楽しくなる
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Twitterユーザーの子育て歯磨きレシピさん(@hamigaki_recipe)が投稿した、親子のお風呂の過ごし方が話題になっている。最近お風呂の時間が長い…と思い尋ねてみると、ご主人はお風呂の中で「放物線」や「浮力」「熱力学」といった物理現象をお子さんに見せているというのだ。

拡散方程式や光の密度、水の状態変化など、こうしてイラストで見てみると多くの物理現象はお風呂の中で説明できる。しかも目の前でその様子が見られるので、記憶に残りやすそうだ。

投稿を見たTwitterユーザーからは投稿を見たユーザーからは「(イラストを)プリントアウトして貼りたいくらいです!」「子どもが興味を持って楽しんでいるのがいいですね」といった声や、「こんな風に考えると、すごく身近で興味深いものなんですね」など、自分もこんなふうに教わりたかった…という感想が集まっている。

トゥギャッチ編集部では、子育て歯磨きレシピさんにきっかけや実際の様子について話を聞いてみた。

実際は2人で遊んでいるだけの楽しいお風呂タイム

お風呂の時間に物理現象を教えるようになったきっかけは?

ツイート内では「教えている」と書きましたが、実際のところは2人で遊んでいるだけのようです。

これはこういう概念だよ、こういう名前がついているよ、と教科書的に教えているわけではなく、そういう不思議な物理現象を目の前で見せる、知って不思議に思ってもらう、ということを意識しているそうです。そのため、教えているというよりは、他のご家庭でもやっているような泡遊びや水鉄砲をしているだけだと思います。

夫と話していてお風呂遊びはいろんな物理現象に繋がってるんだよねという話になったので、お風呂でやっている遊びを物理現象や概念でまとめてみたら面白いんじゃないかと思いつくってみました。

ちなみに、夫がお風呂遊びを思いついたきっかけはファラデーという科学者の『ロウソクの科学』という本です。ロウソクが燃えるという現象から科学をいろいろ子どもに教える内容なのですが、それのお風呂版にならないかなぁというところらしいです。

理科の教科書などで一度は見た名前であろう、ファラデーの『ロウソクの科学』ご主人はこの本がお好きなのだそう(Amazonより)

お子さんはどんな反応をしましたか?

元から長風呂の子だったので、さらにお風呂から出ない子になりました。もともと夫が「そろそろ出ようよ〜」と言っても全然お風呂から出たがらず、仕方がないので暇だから、いろんな物理現象を見せるような遊び方をしていたんだと思います。親としては早く出てくれたらいいのにな、と思っています。

今後、こんなことを子どもに教えたい、などはありますか?

両親ともにあまり知育や早期教育には関心がないので、特別にこれを教えたいということはないのですが、子どもが好きになったものはどんなに大人から見てくだらなく見えても、積極的に付き合おうと思っています。

投稿者は子どもとのお風呂の時間については家庭それぞれだと思う、というツイートもしている。

学生時代、理科や物理は苦手だったという人も少なくないだろうが、お風呂で楽しく学べたら得意科目になったかも?

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