勤務時間中に社長とココナッツを割ろう【トゥギャッチ編集部の日常】

ココナッツってのは想像以上に硬ぇんだ
4

本当は中に不純物が入らないように開けたい

社長がココナッツウォーターを飲み干すタイミングくらいで、ようやく私のキリが殻を貫通した。しかし、キリの穴一つのサイズではストローを刺すことができない。

かくなる上は、直飲みだ。実をひっくり返して、天を仰ぎ滴る水滴を飲む。その姿は、無人島に漂着した遭難者そのもの

一回やってみたかったんだこの飲み方

ちなみに、ココナッツ開けのエキスパートの動画を見ると、実の削りカスや繊維など不純物が中に入らないためにも、刃物などで慎重に硬い部分をはがし、白い果肉部分が見えてからストローを刺すのが望ましいみたい。心配な人はキリや万能ハサミで穴を開けるのは避けよう。

実を一番楽に割れるのは包丁じゃなかった

「ウォーター!ウォーター!」と呟きながら遭難者ごっこをする私を尻目に、社長はさっさと実を割るステージに進んでいた。

ハサミで割ることを断念し、早々に最終兵器枠の包丁に持ち替えることにした様子。

手を切らないように細心の注意を払いながらも、ガン!ガン!とワイルドに刃を突き立てていく。

社長「硬い!!!全然刃が立たないんだけど」

これは意外な報告だった。ココナッツは、我ら人類が獲得したトップクラスの攻撃力に対しても、その防御力の高さを遺憾なく発揮してくるではないか。

ココナッツの皮を叩く音が鳴り響き、削れた繊維が散らばっていくオフィス。ここは本当に日本か。

何とか硬い皮を剥いで、中の白い果肉が見えるところまで漕ぎつけたようだが・・・

社長「ダメだ、包丁で割るのは無理だと思う

と社長。今度はノコギリに持ち替えた。

 

社長「あっ、これだ!これが正解だよ!」

ノコギリの刃はしっかり皮をとらえ、ぐいぐいと身に食い込んでいく。

社長「割れたよー!!!」

ノコギリに持ち替えて約3分、そこには真二つに割れ、真っ白な果肉をさらすココナッツの姿が!

社長「まぁ要するに、木と同じってことですな」

なるほど、いかに硬いと言えども相手は植物。純粋に切断するだけなら、ノコギリが一番手っ取り早いというわけだ。

さぁ肉厚な果肉も食べてみよう、と思ったら、果肉も硬くてスプーンの歯が立たないオチつきだった。最後までカッチカチの抵抗を見せるココナッツよ。

実の若さによっても果肉の硬さが変わるみたい

Togetterココナッツチャレンジ、完

ココナッツの硬さを存分に体験できたし、割るところまでいけた。Togetterココナッツチャレンジは一応の成功である。

トゥギャッター社で割ったココナッツは、果肉の実食までたどり着けなかったので自宅に持ち帰って冷凍保存している。解体・調理の労力、冷凍庫のストレージ圧迫を考えるとやや頭が痛いが、早めに美味しくいただこうと思う。

ちなみに健太さんは、ココナッツウォーターを飲んだあと、ココナッツの果肉に辿り着くまでの第2ラウンドもまとめている。ココナッツ果肉の意外な食べ方なんかも紹介していてこちらも大変面白いので、気になった方はぜひのぞいてみてほしい。

ついでに、「ココナッツ・割り方」でYouTube検索すると、海外のベテランによる、まったく参考にならない高等テクが出てきて面白いぞ。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。