日本に来た台湾人が「怪しげな念仏を唱えるトラック」に遭遇!?その正体はお馴染みのあのクルマだった

このトラック、怖くないですよ!
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TwitterユーザーのKyo Kai(@kai_chiawei)さんが投稿した、台湾から日本にやってきて1ヶ月目の出来事についてのイラストが反響を呼んでいる。

Kyoさんは台湾人。2018年4月頃、東京にある日本語の語学学校に通っていた当時「念仏を唱えるおじさんの声がするトラック」に遭遇した。

 

トラック
何やら謎の音楽を流すトラックに見えた…

この時は、日本語を学習中で聞き取りはまだまだ、という状態だったkyoさん。トラックから流れる「おじさんの声の念仏」を怖く感じてしまった。

イラスト
怖いものには近づかないのが正解ではあるけれども…!

それから1年後、ふたたび「あのトラック」に巡り合う。人が並んでいたので見に行ってみると…。

石焼き芋イラスト
おなじみの石焼き芋の移動販売車でした!

怖いトラックの正体は、日本人にとっては馴染み深い石焼き芋の移動販売車だった。kyoさんにとっては「い〜しや〜きーいも〜」の歌はどこかの宗教の念仏のように聞こえてしまったのだ。

イラストを見たTwitterユーザーからは「確かに言葉がわからないと念仏に聞こえて怖いかも」「い〜しや〜きいも〜という言い方、独特な発音ですよね」など、日本人にとっては新鮮な受け止め方にコメントが集まっている。

kyoさんに「石焼き芋」の歌を聞いた時の印象や「距離を置いた」理由をうかがってみた。

言葉がわからないのでメロディーで判断したらちょっと不気味ですね(失礼しました)。台湾ではたまに仏教の街宣車を見かけるのでそれっぽく聞こえました。宗教にこだわりがないけれど、何となく距離を置きたいだけでした。

とのこと。過去にも海外から日本にやってきた人が「石焼き芋の歌」を聞いて「低い声で長く伸ばすメロディがイスラム教の礼拝時のアザーンに似ている」と感じ、この歌を祈りの歌と思って聞いていたという話もある。

Kyoさんは今回の反響の大きさに驚いており、いろんな感想を受け取ったというイラストを新たに描いている。また「台湾には焼き芋の移動販売はないの?」という質問にも答えている。

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