娘のために作った「ホグワーツ入学許可証」が完成度高すぎ! 魔法使いみたいなお父さんに制作秘話を聞いた

ハリーポッターのファンが大興奮するほどの再現度です!
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お父さん手作りの入学許可証に娘さん大喜び

――かなり手の込んだ方法で作られたそうですが、完成までにかかった時間はどれくらいでしたか?

言うほど手間はかかっておらず、試行錯誤ふくめ仕事の合間に作業して3日ほどです。

――仕上がりがとても本格的ですね。制作にあたって特にこだわった点はどこでしょうか。

実際にはプリンタの印刷で作ったのですが、印刷っぽく見えないようには気をつけました
具体的にはドットが見えないようベクタ化※1して処理、「緑のインク」も網点※2が見えない色設定に寄せる、など。

※1:ピクセル(ドット)の集合体で構成された「ラスタ画像」を、点や線、曲線などの図形の集合体で構成された「ベクタ画像」に変換すること
※2:印刷物の濃淡を表現するための小さな点のこと

画像加工の技術がすごい

――作っている最中、苦労したのはどの工程ですか?

工程というより、まとまった時間が取れなかったところですね。

娘に見つからないように、娘が学校へ行っている平日の昼間、リモートワークの合間で作業していたのでじっくり素材の吟味や調達をする時間がなく、手近な材料で済ませる必要がありました。本当は封蝋もちゃんとした封蝋を使いたかったのですが、リサーチに外出したりする余裕がありませんでした。

近所の100均で売ってた赤いロウソクもためしたのですが粘度が足りず、やむをえず手元にあったグルーガンを採用しました。ここの質感や封筒の紙質あたりはもうちょっと良くできたのにな、と思っています。

――許可証を見た娘さんの反応はどうでしたか?

めちゃくちゃ喜んでいます。しょっちょう広げては眺めてなにやら妄想しているようです。妄想だけならいいんですが本当にホグワーツに入学されてしまうとちょっと寂しいかな?

手作りの「入学許可証」からは、かけた手間と愛情も伝わってくる。娘さんが大喜びするのも納得だ。MIROさんはほかにもさまざまな作品をTwitterで紹介しているので、興味のある人はぜひフォローしてみては。

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