岸辺露伴の「ヘブンズ・ドアー」を完全再現したお面がスゴい!ジョジョ愛あふれるお父さんに作り方を聞いた

原作に忠実に作るリアリティこそがエンターテイメントなのさ
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材料はコピー用紙とゴム紐とジョジョ愛

――「ヘブンズ・ドアーお面」を作った経緯を教えてください

録画していたドラマ版『岸辺露伴は動かない』を家族で見た後に、子どもたちが「ヘブンズドアー!」と露伴ごっこをして遊んでいるのを見て、「本当に書き込めるようなノート型お面を作れば遊べるな」と思って作りました。

子どもたちはジョジョを読んだことはありませんでしたが、ドラマが面白かったので、第4部のアニメ版の岸辺露伴が登場する回だけ、ネットフリックスで見始めています。

――お面に使った素材や大まかな作り方を教えていただけますか?

材料はコピー用紙とゴム紐です

コピー用紙を束ねて子どもの顔の大きさに切ってホッチキスで止めて、目・鼻・口をくりぬき、お面としてかぶれるようゴムひもをかけて完成です。

また、投稿写真には写っていませんが、表紙には子どもの原寸大の顔写真をプリントアウトして貼っています

リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギー

――お子さんの「ヘブンズ・ドアーお面」にはどんなことが書いてありますか?

本人が生まれてからの出来事やエピソード、趣味嗜好などが書かれています

娘の本には、こちらで先に質問(「幼稚園で一番楽しかったことは?」「一番昔のことでおぼえていることは?」「好きな動物ベスト3は?」etc)を書いておき、そこに答えを書いてもらいました。

他に書かれているのは、決して父に危害を加えることができないよう「お父さんを攻撃できない」の一言だけです。それ以外を書き込むと、(子どもたちの)リアルな人生を偽物にすることになりますからね。

子どもと遊ぶグッズながら、原作と同じ体験ができるよう、お面の中身もしっかりこだわって作っている点に、ジョジョ愛の深さを感じる。

――作っている最中や露伴ごっこをしているとき、お子さんはどんな様子ですか?

双方とも同じヘブンズドアーの能力者というおかしな遊びになっていますが、お互いに相手を本にして、そこに鉛筆で命令を書きこんだりして戦って遊んでいます。

――お子さんの反応を見た感想を教えてください

面白がって遊んでくれたのでうれしかったです。いつも工作を完成し終えると、イイ気分になります。

僕は「遊んでもらうため」に工作を作っています。遊んでもらうため。単純なただひとつの理由ですが、それ以外はどうでもいいのです。

枕井さんは、ほかにもたくさんのユニークな遊びを発明・考案している。枕井さんの発言の元ネタがわかったジョジョ好きの皆さんも含めて、興味のある人はぜひTwitterアカウントをフォローしてみては。

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