「架空の絵馬棚」を作って、自宅で罪悪感なく他人の絵馬ウォッチを楽しむ

在宅で初詣気分を味わえるライフハック
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不穏な絵馬

絵馬の中には、負の感情が渦巻く不穏なものもある。偶然見つけるとギョッとすると同時に、どうしても抑えられない好奇心。そんな危うい架空絵馬も紹介しよう。

「別れました」

わざわざ絵馬を書き直しに来るという執念。

参加者のコメント

絵馬を訂正しに来るパターンってあるの?

・絵のテイストから、案外若くない感じがする

お尻がまるいハートを書くのはアラサー世代の特徴。婚約破棄とかよほど嫌なことがあったんだろうか

わずか2か月で破局した彼らに何があったのか。想像が止まらない。

「縁切り絵馬」

これまた切実な不穏絵馬。

参加者のコメント

縁切り神社の絵馬か?

一応復縁はする気はある感じがする。旦那の「一時の気の迷い」と信じたいのが伝わってくる

・相手の名前を書けないのは地元の人だからか?

まだ希望は完全に捨てきれないニュアンス。ぜひ大事にならないよう穏便に収まってほしい。

「挑発離婚絵馬」

不倫している側の絵馬もあるぞ!この絵馬、よく見ると短い中にいろんな情報を読み取ることができる。
 
参加者のコメント

・名前を書いてるってことは、明らかに相手の関係者の目に触れることを想定している

・りかこ、わざわざ裕也の家の近くまで書きに行ってる

ハートの書き方がやはりアラサー感

くわばらくわばら。ある友人いわく、「不倫絵馬」はわりとマジで遭遇する率が高いらしい。実体験を元に生まれた不穏な架空絵馬なのだ。

「勇樹、カムバック」

いい。いろんな物語が考えられる不穏絵馬だ。

参加者のコメント

浮気相手の家から帰ってこなくなったパターンか

家業を継いでほしいお母さんの願いという説もある

・勇樹、今は下北でバンドマンとかやってんのかな

1枚でストーリーにこんな深みのある絵馬、ある?

「褒められますように」

闇が深い。

参加者のコメント

今回最大のホラー枠

・風船の絵に精神の不安定さがにじむ

・これほどプロファイリングできない絵馬も珍しい

やはり、不穏な絵馬には無限の想像をかき立てる魅力がある。

応援したくなる絵馬

さぁ、気を取り直して平和なシリーズに戻ろう。いろんなパターンの「応援したくなる絵馬」だ。

「合格祈願」

いよっ、出ました受験の合格祈願!

参加者のコメント

・優ちゃんはスゴくいい子だと思う

・文字のクオリティから、基礎学力にはやや不安がある

これまで部活一筋だったけど、今は真摯に受験に向けて頑張ってる

「早稲田」

こちらも合格祈願。しかしよく見ると…

参加者のコメント

まず早稲田の字を間違えるな

これは受からねぇな

地方から上京して、受験の前日にちょっと寄った神社で書いた感がある

クサマ君には、何浪しても早稲田に行ってほしい。

「5cmの向こう岸」

可愛い願いがきました!!!!!

参加者のコメント

いくぴー可愛い

・5cmっつーのがリアルでいいね。中一くらいかな

・好きな女の子が「自分より背が高い人がいい」とか言ったんじゃないか

なんとも甘酸っぱい背景を想起させる絵馬。イクピーが5cmの向こう岸を渡れることを願う。

「大人の味が分かるようになりたい」

一見、変化球絵馬のようだが、これが「応援したい」判定に入ったのには訳がある。

参加者のコメント

・その気持ちはメチャクチャわかる

社会人の書き方だよね

よし子以外新卒がいなくて、おじさんばかりの部署に配属されたとか

・オッサンの好みの店にばかり連れていかれるんだ

慣れない環境に頑張って歩み寄ろうとしているよし子。心根の真面目さが伝わってくる絵馬だ。

「二重になりたい」

シンプルな願望。こちらを応援したくなるのもまた、勝手に想像したHitomiの人物像ゆえだ。

参加者のコメント

・絵の感じから、中高生くらいの子の願いかな

クラスの中で友達が多い子だと思う

・「二重になりたくてさ」って友達にいつもネタにして笑ってる感がある

二重マッサージとかで地道に頑張っている感じ。大丈夫よし子、君はそのままでも十分魅力的な人さ。

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