「死んでもいいから○○したい」終末期の患者さんの最期の選択に人生を考えてしまう

皆さんが生死をかけてもしたいことは何?
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漫画家の水谷緑 (@mizutanimidori)さんは、終末期の患者さんの望みについて看護師さんから聞いた話を漫画にした。「死んでもいいから○○したい」というお年寄りたちの心からの声を聞き、人生の最期について考える人が続出している。

「死んでもいいからお風呂に入りたい・立ちたい」と望む患者さんたち
「メロン食べて死ぬわ」と言った人もいた

「緩和ケア」とは、重い病を抱える患者さんとその家族の体や心のつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えるケアのこと。その仕事に携わる看護師さんは、お風呂に入る・自分の足で立つなど、それが原因で死ぬこともいとわない人たちの手助けをしてきたのだそう。「メロン食べて死ぬなら私はいい!」と言った患者さんは、とても幸せそうに召し上がった数時間後に亡くなったという。

投稿を見たTwitterユーザーからは「お風呂の件は2回ほど経験したことがあるけど、ともに満足そうなお顔で旅立たれたなぁ…」「本人が望むのだから良かったねと言いたいのだけど、関係者からの訴訟リスクあるからなかなかに難しいのですよね」「最後の最後で好きな物食べられるって幸せなんだろうね」など、さまざまな感想があがった。

死なないようにするのが正解なのか、死ぬ間際に好きなことをするのが正解なのか…。自分なりの答えを出したくなった人は、水谷さんの漫画『大切な人が死ぬとき ~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~』を読んでみては。

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