ステキないたずらをしたのは誰?古本屋店主の誕生日を祝うサプライズが感動的
大阪市天王寺区の古本屋・一色文庫(@hitujimimizuku)を営む店主はある日、店の商品である「ちくま文庫」の本が並び変えられているのを目撃した。ただのいたずらかと思いきや、それはその日が店長の誕生日ということを知っている誰かによるサプライズメッセージだったのだそう。なんともほほえましい光景に、Twitterユーザーからは3万件以上のいいねが送られている。
こんないたずらをしたのは誰ですか?
勝手に商品のちくま文庫の並びを変えられたら、まつげが全然乾かないじゃないですか!どこのどなたか存じませんが、生涯忘れられない誕生日になりました。本当にありがとうございました。 https://t.co/z582MBV9Bs
— 文鳥堂 古本専門書店 (旧一色文庫) (@hitujimimizuku) 2020年6月2日
背表紙の一番上のひらがな・カタカナや数字は、本の分類に使われる「著者別五十音順整理番号」というもの。そのひらがなとカタカナを左から右へつなげて読むと、「お誕生日おめでとう」というお祝いのメッセージが浮かび上がった。
気付かずに見逃してしまいそうな「横読み」も、誰かがこの12冊だけ普段と違う場所に置いていたことでなんとか店主の目に留まったのだそう。
@20110311Hope ありがとうございます。もちろん、すぐには気付きませんでした。この12冊だけ、普段と違う場所に置いてあり、かなり考えました。
— 文鳥堂 古本専門書店 (旧一色文庫) (@hitujimimizuku) 2020年6月3日
投稿を見たTwitterユーザーからは「素晴らしいお誕生日になりましたね。おめでとうございます」「おみてとうってなんかかわいい」「こんな素敵なメッセージを貰えるってことはとっても素敵な古本屋さんなんですね」など、誕生日を祝う声が届いていた。
興味がある人は、一色文庫さんに足を運んでみたり、古本の買取を依頼したりしてみては。