5歳の息子が「ガンプラ作り」に挑んだ!プラモ好きのお父さんがサポートしながら完成までの道のりを語る

子どもとプラモ作りしてみたい皆さん必見です
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2020年のゴールデンウィークは外出自粛期間だった。子どもとの遊び方に悩みながら休みが終わってしまったという家庭も多いのでは。そんななか、プラモ好きのお父さんが5歳の息子さんにガンプラを作らせたという連続ツイートまとめがTogetterに投稿された。

息子さんのガンプラ作りについてまとめたのは、有気力のパパイオーン(@mukiryokuaion)さん(以下、パパイオーンさん)。ガンプラとひとくちに言ってもさまざまなシリーズがあるが、今回作ったのは対象年齢8歳以上のもの。対象年齢より3歳下の子どもが組み立てられたのだろうか。

息子さんが作ったガンプラ。パパイオーンさんによれば「慣れた人なら1時間あれば作れるレベル」

結論から言うと、もちろんお父さんのアドバイスもありつつ、みごと完成。その経過はTogetterのまとめに譲るとして、トゥギャッチ編集部ではパパイオーンさんにその時の話をDMでうかがってみた。

「手伝いすぎない」ことを心がけつつ完成まで見守る

パパイオーンさんはプラモ歴1年半程度だが、ガンプラ自体は小学生の頃からたまに作っていたという。今回、やはり外出できないので家で遊べるものをと考え、自身が子どもの頃に楽しく作っていた経験から、息子さんも楽しんでくれるのではないかと考えたそうだ。


ーーお子さんは1日あたり何時間作業していましたか。

(回答はパパイオーンさん)

1日あたり1時間前後でしょうか。長くても2時間未満でしたね。1時間越えると、疲れが出てきて集中力切れてるのがわかりました。

切り離し作業も自分でやりたがったという息子さん。ニッパーは専用のものを使った

ーー途中、お子さんがギブアップしそうなところはありましたか。

大きく3箇所ですね。パーツをはめるのに力が必要な箇所、細かい部分のシール貼り、パーツの向きがややこしい箇所。

ガンプラはスナップフィットと呼ばれる、接着剤が無くても組み立てられるタイプのプラモデルなのですが、簡単な反面、組み立てる時に力が必要な部位があるのですよね。どうしても子供の握力では難しい。私も子供の頃は歯で噛んで押し込んでましたね。

あと対象年齢が高いからか、シールを貼るのにピンセットを使うのが望ましいレベルで細かい部分があって、5歳児ではうまく位置が合わないようでした。細かい作業はまだ苦手みたいですね。

上半身完成。だんだん自分の手でできあがっていく過程を楽しんでいたようだ

5歳の子には読めない字が多いと思われる説明書については、パパイオーンさんが「説明書の説明」をしてきたという。

説明書の読み方がわからないところは「ここのマークみて?」「パーツの向きは絵と一緒?」「それであってる?」と問題を指摘したあと「ここは~でね」と説明して理解してもらうように努めました。説明書の説明をした感じですね(笑)。

説明書は実際のパーツと同じ絵柄が載っているのですが、2次元の説明書に対して、手元のパーツは3次元なので、説明書通りにパーツを回して組み立てるという部分で苦戦してましたね。

ーーしっかり見守られていたようですが、サポートするにあたり気をつけていたことはありますか?

サポートするにあたり気を付けていた事は「手伝いすぎない」ですね。「次から自分で出来る」と思ってほしかったですし、何でも手伝うと「全部やってー」となってしまいますから。でも意外にも「全部自分でやりたい」と言っていたので杞憂でした。

「最初は、完成させられるか、途中で飽きるか五分五分だと思ってました」という。しかし父親が楽しそうにプラモ作りをしている様子を見ていたのか、集中しながら完成に至ったようだ。

きっと満面の笑み!

今後はガンプラ以外で、自分で作れる系の趣味を与えてみたいという。その後、息子さんはマインクラフトを楽しんだり、スーパーで買えるプラキットで遊んでいるようだ。

子どもにつきっきりとなるのは確かに疲れるが、子どもにとっては「自分で作り上げる」経験ができた、貴重な休みとなったに違いない。

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