「なだ万」がイカ飯のレシピを公開したので作ってみたら爆発したけど美味でした!

難易度高そうなレシピにあえて挑戦しました
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イカの胴体と足を切り離し、下処理をします。

私が買ったイカは、内臓などが抜いてあってので下処理が楽でしたが、動画内ではスルーされているイカの吸盤の処理がけっこう重要なので紹介します!

イカの足の根元から先にかけて、親指、人差し指、中指の3本を使ってはさんで、ズズズズーッと引っ張ります。すると...

こんなにたくさんの「角質環」と呼ばれる、吸盤の硬いやつが取れました!

きれいに取れるので爽快!!(手はイカ臭くなる!)

4歳の娘にも少し手伝ってもらいました。見た目が渋いからか、最初は「え〜〜」なんて言いながら恐る恐るでしたが、はじめて触れるイカに興味津々でした。

次に、聞いたときは「なんぞ!?」と思った、イカの足を霜降りにする工程ですが、こちらもgifを作ってみました!

※霜降り…魚の臭みのもととなる血やむめりを取るために熱湯をかける下ごしらえの作業。
熱湯をかけて氷水にササッと移動!

熱湯を注ぎ入れた後、氷水に浸し、水を切ります。

お酒のアテにも、普段のおやつにも、常にイカ!イカ!イカ!の、イカ好きの私としては、この段階ですでに美味しそうです……。

霜降りの処理をしたイカの足も、先ほどの生姜やふきと同じ大きさに切ります。

ザバー

水を切ったもち米に、生姜とふき、イカのゲソを投入。軽く混ぜます。

イカの胴に、先ほど具材を混ぜたもち米を詰めます。

これこれ!これが、やりたかったんです!イカが滑るしフニャフニャなので、意外と難しい作業でしたが…。

イカめしを作る工程って、お菓子作りのような楽しさがあるかも…!

イカの6〜7分目くらいまで具材を詰めたら、爪楊枝で中身が出ないように留めます。

動画では「金串などで釘打ちしておきます」とあったので、フォークでいっか!と、代用しましたが、これはダメでした…。後ほど紹介しますがフォークは、ダメです。

きっと、このプロの方がこの記事読んでいたら「アチャ〜〜〜」と、頭を抱えている事でしょう。

某テレビ番組の料理にチャレンジするコーナーとかに出てたら「うわー、フォーク使っちゃうの?大丈夫かな〜」とかってdisられそう。。

金串がなければ爪楊枝などで代用することをお勧めします…!!!

4つ詰めた!

だしは「2番出汁」を使うとありましたが、ごめんなさい、私は横着して家にある顆粒のだしを使いました。

※ネタバレになりますが、手間を省いて顆粒だしを使ってもしっかり美味しく作ることができたので、二番だしを取るとまた仕上がりが変わるかもしれません!もしくは顆粒だしが優秀なのか…?

※ここからは家にある電気圧力鍋の仕様に合わせて調理していきます。通常では、圧力鍋で調味料を煮立たせてからイカを鍋に入れ、13分圧力をかけて煮たら取り出します。

醤油、出汁、酒、みりん、はちみつ、砂糖を鍋に入れ…

イカを投入!!

立派なイカめしになるんだぞ……!!!

フタをして加圧13分に設定し、ボタンを押したらあとは待つだけ。

完成のアラームが鳴ってから、フタを開ける瞬間をgifにしてみました。

パカ……

えっ……

爆発…!???

イカが真っ二つに裂けました。

ええー。こんなに順調だったのに、最後に失敗!??

(フォークで穴を開けたことでイカにかかる力の方向が分散されず、見事に分断…してしまっ…た…。無念。)

が、きれいな部分だけ切り取ってみたら、なんとか良い感じに仕上げることができました!

上に乗っているのは、細かく切った生姜と、木の芽と呼ばれる飾りの葉です。

なんとかごまかすことができてよかった…が!!!(お味はどうでしょう…)

近寄るとこんな感じです。

横から見るとこんな感じです。

いただきま〜す。

 

…。

美味しい!!

印象的なのは、鼻から抜ける生姜とふきの香りです。

汁を吸ったもち米はジューシーで、イカはとても柔らかく、噛むたびに旨味がジワ〜ッと口の中いっぱいに広がります。うん、大人の味!!

お店のレシピ最強でした!

このレシピは「なだ万の料理をお家でも簡単に♪」というよりは、手間もかかるけど、がんばってマネしたらお店の味が再現できる!という内容でした。外食に行きにくい今、時間がある今だからこそトライできそうですよね。

最近はなだ万さんの他にも、いろいろな飲食店がレシピを公開しているので、ぜひお店の味に近い料理になるよう挑戦してみてください。またいつかお気に入りのお店に食べに行く日を楽しみに…!

では、私はイカめしの残りを食べてきます……。