【立体マスクの作り方あり】家庭科の成績2の女が布マスクを入手する方法を模索してみた
布マスクを手作りできるスキルの持ち主があらわれた
裁縫スキルゼロでも布という布さえあればマスクは作れることがわかった。でも正直なところ、両方ともマスクがなくて困ったときの最終手段…という気もしないではないです。
マスクの話をしていたら、突然こんなことを言い出したスタッフがあらわれました。
スタッフのまいだ(仮名)
「裁縫好きなので親に買ってもらったミシンを持ってます〜」
マジか!
というわけで、賄賂を渡して作ってもらうことに。布は自宅にあった端切れなどをかき集めました。
Twitterに出回っているマスクの作り方から今回参考にしたのは、漫画家のえいくら葛真(@ikurakoikura)さんのツイート。10歳の娘さんによるオリジナルの立体マスクの型紙だそう。えっ、10歳…。
【再投稿】
【10歳さん直伝!立体マスクの作り方!!】
我が家のミシン職人10歳さんからの希望で、10歳さんが普段使っているオリジナルの立体マスク型紙をシェアします!
4枚目は実際に10歳さんが作ったもの。材料買い込みダメ絶対!
#pixivFANBOX 版https://t.co/BN1jSwfJ5y https://t.co/R9u48mDZ4s
— えいくら (@ikurakoikura) 2020年3月2日
型紙にしたがって作ると、このように立派な立体型のマスクが完成します。
さて、こちらの型紙を参考にマスクづくりを始めたスタッフまいだが、画像を送ってきました。
作ってみた感想を聞きました。
「とても簡単でした!」
「へえ…」
「型紙も1種類だけでA4でそのまま印刷するだけだったので楽でした。(何パターンも型紙があると面倒くさいタイプ)最初、布地が厚いことを考慮せずにぎりぎりまで縫ったら表にひっくり返せなくてボツになったので、布地によって様子見しながら作るといいなと思いました。(作り方の③の部分) あと、耳にかけるゴムをマスクに通すときに紐通しがあると楽でした。ストッキングのヒモは耳が痛くなりにくそうでよさげです。作り慣れると15分もせずに作れるようになったのでみんなにおすすめしたいです。私はミシンで縫ったのですが、まっすぐ、布の形に合わせて縫うくらいしかないので手縫いでも簡単だと思います。好きな柄の布で作れるのは最高ですね。ファンシーな生地のマスク、とっても気に入りました。2種類の布で作るバージョンもチャレンジしたいです~」
…なるほど!!
裁縫スキルがある程度あれば余裕で作れるようでした。ミシンなくても縫えそうならやってみようかなという気にはなってきた(なっただけ)。
究極:買う
使い捨てマスクが入手困難な状況で、果たして布マスクを買えるあてがあるのだろうか…と思ったら、ありました!
障がいある方が作る総社デニムマスク。ロゴマークが出来上がり俄然、皆が盛り上がって来ました。全国からの注文に一枚一枚に心を込めて作っている最中です。
新たなご注文はここから。
https://t.co/If3r3cY7S2 https://t.co/GmjE8P7962
— 岡山県総社市長片岡聡一 (@souichikataoka) 2020年4月18日
岡山県総社市内の障がい福祉施設で作られている「総社デニムマスク」。障がい者の方の仕事が確保できるし、デニムというおしゃれさもあってとても人気だそう。わかる。
公式サイトによると「1日の製作数に限りがあるため、注文状況により4か月以上のお時間がかかる可能性がございますのでご了承ください」とのことですが、マスクはもはや生活必需品。4ヶ月後に届いたとしてもまったく困らないのでは?
それでもいいという人はこういうところで購入するのもいいんじゃないでしょうか。購入はこちらから。
あらゆる布はみんなマスクになれる
世の中にある布という布は、みんなマスクになれるんだってわかりました。使い捨てや市販の布マスクの存在に慣れすぎていたせいか、そんな簡単なことを忘れてました。
自分でかわいいマスクを作るもよし、得意な人にお願いするもよし。我慢の多い毎日だけど、どうせなら少しでも楽しく、おだやかなマスクライフを送りましょう。