【心霊】中学校の集合写真で手が増えた同級生は今…安否を確認するべく16年振りに会いに行ってきた
先日こんな事があった。
アルバムの間から1枚の写真が落ちてきたのだが、拾い上げて「ハッ」とした。
何故「ハッ」としたかというと、その写真は私が持っている唯一の心霊写真だったからだ…。
ちなみに、それは中1の遠足の集合写真なのだがこちらになる。
そして心霊と思しき部分は…
手が何個か重なって見えるこの部分。
今までこの写真の存在自体を忘れていたのだが、写真を見て当時の事を思い出した。
同級生との思い出
不運にも心霊現象に見舞われてしまった同級生は皆から「エリィ」と呼ばれており、私とは特に仲の良い友達だった。
ほどなくして私達は中学校にあがり、エリィとは同じクラスになった。
そしてあの日が来た…
みんな、オカルトに対して凄いクールだった。
もらった瞬間に多少のザワザワはあったものの、切り替えが凄まじく次の瞬間には何事もなかったかのように写真を一斉に鞄に仕舞い込んでいた。
これが心霊写真を目の当たりにした中学生の等身大のリアクションなんだ…。
当時、この事もありエリィを心配していたのだが、間もなくして私が転校する事になってしまい、結局どうなったのかは分からず仕舞いとなった。
エリィはあれからどうなったのだろうか?
私はその事が気がかりになってきた。
16年振りに会ってみよう
会いたい!!という気持ちはあるものの、エリィと私は連絡する手段がなかった。
苦し紛れにエリィの本名を調べてみた所…
現在画家として活動しており、近々個展が開催される事が判明した。
このタイミング…これは行けということなのだろう。
私は意を決してエリィの個展に行ってみる事にした。
窓越しに見えるエリィは当時の面影は残っているものの、オシャレで洗練された大人の女性になっていた。
そのおかげで私はビビリきってしまい、個展会場の前の廊下を2往復してビビリを散らしてから中に入った。
当時も相当上手いと思っていたが、更に腕が磨かれていて圧倒されてしまった。
子供の頃エリィの家で感じた雰囲気が絵に出ているような気がして懐かしく、嬉しくなった。
(隅々まで細かく描き込まれているのでずっと見てしまう)
体感で10分程経過した頃…
(自己紹介が遅れましたが、私は天野アマゾネスといいます。)
エリィ側からの声掛けはほぼ諦めていたが…
嬉しい…!!!
活躍している同級生のイベント事に勝手に行って、向こうから気づいてもらえるなんて……
話したい事は山ほどあるが、ここ(個展の場)で話し込むのもご迷惑と思い、後日改めてお話する機会を設けていただいた。
手は増えても減ってもなかった!!