編集者からの催促もあり!文豪の街・文京区本郷の旅館で「文豪缶詰プラン」が発動中

「先生、原稿まだですか!」と責められたい人におすすめ
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東京都文京区本郷は、東京大学を中心に明治時代から多くの文化人が集まった街。その本郷にある旅館「鳳明館(ほうめいかん)」では、文豪のように編集者に催促されながら執筆に専念できる「文豪缶詰プラン」の計画が進行中だ。

イベントを企画したYASOSUKEさん(@yasosuke80)によると、文豪缶詰プランは2019年に一度行われており、今回は第二弾にあたる。新型コロナウイルス感染症の影響で旅館にもキャンセルが相次ぐ中「団体(旅行)に感染リスクがあるなら、ほとんど人に会わない #文豪缶詰プラン なら良いのでは…?」と考えたという。

鳳明館は登録有形文化財に指定されている
レトロな佇まいが魅力的な設備。こんな場所で文豪扱いしてもらえるとは

YASOSUKEさんがTwitterのアンケート機能で需要を確認したところ「参加してみたい」という声が多数あり、実施が決まった。

「文豪缶詰プラン」には進捗を確認する「進捗コール」や「モーニングコール」といった無料のオプションがあるほか、有料オプションとして文机のレンタルや「担当編集者の進捗確認」や「外からの見張り」が用意されている。
担当編集者はチェックインからチェックアウトまで進捗を確認しながら、作業が終わるまでニコリともしない。外に出さないために買い物代行もしてくれるそうだ。

編集者によっては夜中もうろうろしているそう。できれば寝てほしい

実施時期は3月後半から4月を予定しており、実施する時はYASOSUKEさんのTwitterアカウントから発信される。

集中して原稿に取り掛かりたい人、自宅でのリモートワークに飽きた人はこの旅館で文豪の気分になってみては。もちろん「編集者なんかいらない」という人は普通の宿泊も可能なので鳳明館のWebサイトから予約しよう。

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