意味がわかると泣きそうになる…「世界一短い小説」を現代化したイラストが印象深すぎる
漫画家のまの瀬(「顔この」①巻発売中)(@manosejiro)さんは、世界一短い小説として有名な「売ります。赤ん坊の靴。未使用」(原文 For sale: baby shoes, never worn)を現代の解釈でイラストにした。
世界一短い小説 https://t.co/Vt5ihuUEBv
— まの瀬@このギャル3巻1月29日 (@manosejiro) 2020年1月25日
まの瀬さんが描いたのはフリマアプリの画面だ。出品されているのは「未使用・開封済み」の子供靴。同じ出品者からは、他にもベビーベッドやベビーカーも未使用の状態で出品されているようだ。なぜ売りに出されたのか…一枚のイラストから様々な想像をかき立てられ、赤ちゃんやお母さんの無事を祈らざるを得ない。
1,000RTありがとうございます!一応スレッドにwiki載せてますけど、これは昔からある世界一短い小説を現代にしたらこんな感じかなっていうやつです。
— まの瀬@このギャル3巻1月29日 (@manosejiro) 2020年1月25日
“For sale: Baby shoes, never worn” 初出がいつなのかはわからないけども、きっと当時は靴なんて高価だったから、使わないまま売りに出されることってのは、そういうことだってすぐわかったんだと思う。
— まの瀬@このギャル3巻1月29日 (@manosejiro) 2020年1月25日
他にもベビーカーとか赤ちゃん用品のパターンもあるみたいだけど、靴って歩けるようになってからしか使わないもんだから、歩き始めた時とかに買うもので、これからいろんなところに出かけたりとか、楽しみにしてた親の気持ちとか考えちゃうから靴が余計悲しいんだよな
— まの瀬@このギャル3巻1月29日 (@manosejiro) 2020年1月25日
投稿を見たTwitterユーザーは「あっ、ふーん…(落涙)」「書かれない行間(むしろ語られる前)が重すぎる」としんみりしていた。
経済的に豊かになった現代では、「もらいものが被ったから」「趣味じゃないから」という理由でフリマアプリに出品される子供靴も多いそう。未使用の子供用品を悲しまずに取引できるようになったのは、いいことなのだろう。
昔はきっと子供靴なんて高価で、使わないまま売りに出すなんてよほどのことがない限りなかったんだろうな、って思います。今は貰い物が被っちゃってとか、趣味じゃなくてとかで、けっこう新品の子供靴がメルカリに出てますね。いい時代になったもんです
— まの瀬@このギャル3巻1月29日 (@manosejiro) 2020年1月25日