歴史ロマンに胸アツ! 廃棄されかけた曾祖父の軍刀が実は「福本兼宗」の銘入りだった
Twitterユーザーのたぼ(@priturbo1210)さんの旦那さんの実家で見つかった軍刀が、廃棄を免れるまでの一連のストーリーが話題になっている。
夫の実家から軍刀が出てきた。聞けば義母の祖父の物とのこと。軍医だった。
警察へ届け、銃砲刀審査へ行く説明を受ける際「鞘が癒着して抜けないから中で錆びついているかもしれない。刀剣の価値無しと言われたら、ただの危険物になるので、こちらで廃棄するから再度警察へ持ち込むように」と言われた https://t.co/gVaAt7w2BL
— たぼ (@priturbo1210) 2019年9月24日
すぐに警察に持っていったところ、刀がさやから抜けず、さびていると考えた警察に廃棄を勧められた。しかしその後「銃砲刀剣類登録審査会」に持ち込んだところ、関の刀鍛治「福本兼宗」の銘が入った立派な銘刀だった。たぼさんも義母さんもとても喜んだそうだ。
審査会で専門家の手にかかったら…簡単に鞘から刀身が抜けた!全然錆びてない!
目釘外してバラしたら…
兼定の門派、関の刀鍛治「福本兼宗」の銘が入ってた。関市出身の私は胸アツ。
「名の通った刀匠だよ。戦時中に作った刀だね。お爺さんの歴史なので大事にして下さいね。→
— たぼ (@priturbo1210) 2019年9月24日
これを磨くがどうするかは自由です」って。
「柄袋までちゃんと揃ってるのは珍しい」そうで、登録して持ち帰ってきました。
価値無しどころか、銘刀じゃん❗️
審査には大勢の方が刀剣を持ち込んでて「銘なし」と言われてる物もあったのに…
義曾祖父ちゃん、凄いの携えてたのね。
— たぼ (@priturbo1210) 2019年9月24日
投稿を見たTwitterユーザーからは「刀好きとしてもうらやましいです!」「良い刀ですね、大事にしてください」という声が相次いだ。
なお、当初刀が抜けなかったのは、安全装置が外れなかったためだという。
@Kunizane7K おっしゃる通りです!初めて見て触れた軍刀にそのような仕掛けがあるとは知らず驚きました。
一度は突起に触ったけどボタンのような反応もなかったので、ただの装飾かと思ってました。
やはり古くて固くなってたようで、今はちゃんと稼働してます。
— たぼ (@priturbo1210) 2019年9月25日
実家からこんな立派な刀が出てきたらかなりビックリするだろう。これからもずっと大切にしてほしい。