都会のど真ん中に流れる三途の川を渡って「絶頂睡眠」と「睡眠用うどん」を体験してきた

いったん死んだあと、うどんに包まれて寝てきました
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睡眠用うどん

これが睡眠用うどんだ。
睡眠用のうどんを初めて見たので正解がわからないが、これは何かと言われたら確かに睡眠用うどんとしか言いようがない。

 

 

「布団よりうどんを追求してます。」

布団じゃなくてうどんだった。

どういう経緯でできたのか全く想像がつかないのだが、話によるとたまたま従業員がうどんを食べている時に「うどんで寝たい」という感情がどこからともなく湧き上がり、うどんで布団を作ることになったのだとか。そんなことある?

ちなみにそのときのうどんの写真も見せてもらった(基本的にサービス精神が旺盛すぎる)。

再現度高っ。この時点でほぼ完成している。

せっかくなので私もうどんで寝させてもらった。

失礼します
スヤ……

うわ…うどんで寝るとこういう感じなんだ…

うどんで寝たのは人生初だが妙な納得感がある。うどんはもちもちしていて、白くてやわらかいからうどんで寝たほうがいいに決まってるのに、むしろ人類はなぜ今まで布団で寝ていたんだろうか?
一本一本のうどんがきちんと包み込んでくれるので、隙間から風が入ってきて寒いということもない。というか超あたたかい。

目が慣れるとなんの違和感もない

この睡眠用うどん、めちゃめちゃ売れているそうで国内はもちろん海外からも注文が殺到してるのだとか。マジかよ。HENTAIが世界共通言語となったように、UDONも世界中に伝わる単語として浸透してしまうんだろうか。

睡眠用うどんは現在予約を受け付けているが、注文が多いため発送は2019年12月ごろとのこと。
同じくヘッドスパも予約可能な3ヶ月先まで全て埋まっていて、49万8721人待ち(2019年9月現在)なのだとか。数字の規模がもうめちゃくちゃ。

そんなに予約が埋まってたら一生訪れることができなさそうだが、意外と直前キャンセルも多いので「30〜1時間予約画面を見続けていればわりといける」らしい。インターネットの画面を見続けるのが得意なみんな、がんばって見続けよう。

三途の川を渡った後に絶頂に達して、さらにうどんでも寝かせてもらえたので自分が何をしにきたのか分からなくなった。いったいここはなんなんだ。

 

「悟空のきもちはうどん屋です。」

 

うどん屋だった。

一生分の「うどん」を聞いてうどんが脳裏から離れなくなったため、終わった後つるとんたんでうどんを食べて帰りました。

悟空のきもち 東京 銀座店 (https://goku-nokimochi.com/ginza.html)
所在地:東京都中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル10階
詳細はWebサイトを確認、またはお店にお問い合わせください。
※睡眠用うどんは体験できません。