他人が出す特定の音に強い怒り・不安を感じる病気「ミソフォニア」について描かれた漫画がためになる

こんな病気もあるのかあ…
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漫画家の中川海二(@nakagawakaini)さんがTwitterに投稿した、あまり知られていない「ミソフォニア」という病気に関する漫画が話題だ。

 

ミソフォニアは「音嫌悪症」とも言い、日常にありふれている咀嚼音や咳、鼻をすする音など、他人が出す特定の音に強い怒りや不安を感じてしまう病気だ。

 

漫画に登場するAさんは小学4年生の頃にミソフォニアが始まったが、27 歳になるまでそれが病気であることを知らなかったという。

 

アパレル販売員として働いていたころは、ガムを噛んでいるお客さんなど、嫌な音から逃れられないときもあったというAさん。現在は事務職に転職し、病気のことを理解してくれた上司が協力してくれている。

この漫画を読んだTwitterユーザーからは「初めて知った」「こんな症状があるって知ってもらえるだけでも嬉しい」といった声が。また、自身がミソフォニアではないかと気づいた人も見られた。

ミソフォニアはまだまだ認知度が低い病気だ。この漫画をきっかけに、もっと多くの人にこの病気の存在が広まってほしい。

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