脚のないクワガタに義足をつけてみた…歩けるようになった姿に飼い主さんのやさしさを感じる

たくさん歩いて長生きしてほしい
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40種類以上の生き物を飼育しているという、ひか(@gksh779)さんが、Twitterに投稿したクワガタの姿が注目を集めている。

このクワガタは「マンディブラリスフタマタクワガタ」という種類で、昆虫ショップで出会ったという。だが、その時のクワガタはあまりよい状態ではなかったようだ。

「WDであることもあり、年もとっていたのかフセツ(符節)が欠け始め、歩けないため、義足をつけ、歩けるようにしました」(ひかさん)

※WD=ワイルド個体。野外で採集されたもの。

クワガタはまともに歩けないままだと、命に関わるという。

「クワガタはひっくり返りすぎたり、ひっくり返った状態が続くと命に関わってきます。彼もそのような状態であったので、生かしてあげるために義足をつけました」(ひかさん)

単に棒を巻いただけでなく、歩きやすくなるよう工夫をこらした結果、クワガタは歩くことができている。ひかさんはその様子の動画も投稿した。

義足の先に滑り止めをつけて歩きやすくした

クワガタの画像を見たTwitterユーザーからは「昆虫に義足は初めて見た。素直に感動している」「生き物に愛を持って接している姿勢がとてもすてき。マンディくんが長生きできるようお祈りします」など、クワガタへの思いに感激する声が集まっている。

生き物に最善を尽くす姿勢は、ひかさんの「命」への考え方によるものだ。

クワガタの小さな身体に合った義足をつけるのは簡単なことではない。命を大事にする人がいることに、ホッとさせられる。

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