脚のないクワガタに義足をつけてみた…歩けるようになった姿に飼い主さんのやさしさを感じる
40種類以上の生き物を飼育しているという、ひか(@gksh779)さんが、Twitterに投稿したクワガタの姿が注目を集めている。
あげようか迷ったけど
あげます。
うちにいるマンディは
足がなく、歩けなかったので
義足をつけ、歩けるようになりました。 https://t.co/vLqB06kmxN
— ༻ Zen_ku ༺ (@ZEN_ku_01_0520) 2019年7月21日
このクワガタは「マンディブラリスフタマタクワガタ」という種類で、昆虫ショップで出会ったという。だが、その時のクワガタはあまりよい状態ではなかったようだ。
「WDであることもあり、年もとっていたのかフセツ(符節)が欠け始め、歩けないため、義足をつけ、歩けるようにしました」(ひかさん)
※WD=ワイルド個体。野外で採集されたもの。
クワガタはまともに歩けないままだと、命に関わるという。
「クワガタはひっくり返りすぎたり、ひっくり返った状態が続くと命に関わってきます。彼もそのような状態であったので、生かしてあげるために義足をつけました」(ひかさん)
単に棒を巻いただけでなく、歩きやすくなるよう工夫をこらした結果、クワガタは歩くことができている。ひかさんはその様子の動画も投稿した。
改造。
飼育かでは、
歩くことの方が優先だと
思うので、滑り止めをつけました。
本来の足の長さで作ると、
歩きにくいとわかったので、
長さを変えたり、
あとは、彼が身体の一部として、
慣れて上手く扱えるように
待つしかない、
そんな感じです。 https://t.co/rnRQ9euCmu
— ༻ Zen_ku ༺ (@ZEN_ku_01_0520) 2019年7月22日
@sagisa_n https://t.co/Zda8pv7rPq
— ༻ Zen_ku ༺ (@ZEN_ku_01_0520) 2019年7月23日
クワガタの画像を見たTwitterユーザーからは「昆虫に義足は初めて見た。素直に感動している」「生き物に愛を持って接している姿勢がとてもすてき。マンディくんが長生きできるようお祈りします」など、クワガタへの思いに感激する声が集まっている。
生き物に最善を尽くす姿勢は、ひかさんの「命」への考え方によるものだ。
ここでは私の考えは
つたえられません、
スペース上。
ただ、これだけは
言っておきます。
全ての生き物の命一つは
人間一人の命と変わらないと思います。
ひとつの命を殺してしまうことは人を一人殺すのと同じです。
よく考えて生き物を飼って欲しいです。最後まで諦めずに手を尽くして下さい。当前
— ༻ Zen_ku ༺ (@ZEN_ku_01_0520) 2019年7月23日
クワガタの小さな身体に合った義足をつけるのは簡単なことではない。命を大事にする人がいることに、ホッとさせられる。