「なんだか難しそう…」そう感じて説明書や資料を閉じてしまったり、流し見で終わってしまったり、という経験がある人も多いのでは。
では、どうすれば読んでもらえるのか? WEB・グラフィックデザイナーのホリウチ ショウゴ / Shogo Horiuchi(@syo_design)さんは、難しい内容を簡単そうに見せるためのデザインの工夫をTwitterに投稿した。
説明書など、内容が難しそうな物を
デザインする時に簡単そうに見せられるポイント
・フォントは丸ゴシック
・図形は角丸にして親しみ感
・アイコンを入れる
・文字間は広めにとる
・暖色を使ってみる
・強調箇所は太めのマーカー
これだけで、簡単そうに見えて
難しさのハードルが下がるマジック。 https://t.co/DtMNlY2WbU
— ホリウチ ショウゴ (@syo_design) 2019年7月16日
BEFOREとAFTERの内容はまったく同じ文章なのに、受ける印象が異なっている。フォントや文字間隔、強調の仕方などによって、なんだかとっつきやすく、難しさが軽減されたような気がしないだろうか。
Twitterユーザーからは、「これぞ…プレゼンテクニック!!」「これなら何となく目に入ってくるし情報も掴みやすい」など、多くの好意的な意見が寄せられている。
とはいえ、感じ方は人それぞれ。リプライの中には「BEFOREの方が文字間が狭いため見やすく頭に入ってきやすい」「簡単そうに見えると同時に信憑性(相手の感じる)は下がる」などの声もあり、場面によって使い分けることも必要なようだ。
人に何かを伝えることは、簡単なようで難しいもの。こうしたデザインの工夫を覚えておくことで、より伝わる資料づくりができるかもしれない。