これが御仏の導きか…お墓に蜂が発生したので養蜂家が向かったら…希少なニホンミツバチの蜂蜜が見つかった
北九州市八幡東区の浄土真宗本願寺派・永明寺の住職である松崎智海さん(@matsuzakichikai)が、Twitterに驚きの出来事を投稿した。
松崎さんはお墓に蜂が発生していたことに気づき、不安な思いをSNSに投稿した。すると、蜂ごと移してくれるという養蜂家の方が現れ、お墓の様子を見てくれたという。
納骨室の中を確認すると、なんとニホンミツバチが大量の蜂蜜を作っていたのだ。
お墓に蜂が発生🐝
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お墓の持ち主不明
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住職が駆除してね
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住職「嫌だなぁ」SNS発信
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フォロワーさん「それニホンミツバチじゃね?」
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養蜂家登場「蜂ごと移します。私に任せなさい。」←イマココ https://t.co/1olwAa6nVW
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2019年6月13日
開けてびっくり。想像以上の大きさ。真っ白で綺麗。
そして納骨室が蜂蜜だらけw🍯
蜂が落ち着いたら女王様を探します^_^ https://t.co/iUcMCi8Jse
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2019年6月13日
お墓の蜂の移動に協力してくれたのは福岡の養蜂家、JBee Farmさんだ。それにしても、ニホンミツバチは飼育が難しく、蜂蜜が採れる量も少ないことから「幻の蜂蜜」と呼ばれているほど希少なもの。一度にこれだけの量の蜂蜜が採れるのも珍しいことだろう。
その蜂蜜は、松崎さんがお味見していた。
遠方からわざわざ来てくださった養蜂家さん。ミツバチの飼育で世代を超えたコミュニティ作りをされているそうです。素敵^_^
https://t.co/Po0Em7aPOd
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2019年6月13日
そして蜂蜜おいしい^_^ https://t.co/mtB48hDSIl
— 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派永明寺住職 (@matsuzakichikai) 2019年6月13日
投稿を見たTwitterユーザーは「ニホンミツバチさんが元気にお引越しできてほっこりです」「御仏の導きか」と驚く声が集まった。
ところで今回のように、お墓に蜂が巣を作ってしまうのはよくあるのだろうか。松崎さんによると
「(作業時に)石材屋さんにも来てもらったのですが、納骨室の中での営巣はまれにあるそうです」
という。古いお墓はコーティングが壊れてくるため、その隙間から蜂が侵入して巣を作ることがある。しかしその場合、人を刺すことがあるキイロスズメバチという種類の蜂であることが多いようだ。
このお墓のように、ニホンミツバチが大量の蜂蜜を作る…なんてことはとてもレアケースだ。もしもお墓参りをした際に蜂を見つけたら、蜂蜜があるかもなどと思わず、駆除を依頼するなどして慎重に対応しよう。