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各社コンビニが抱く思惑

道内をメインにたくさんの店舗をもつセコマ。2018年には、ついに我が北海道大学にも進出しています!

↑北大構内にあるセコマ。セコマ史上もっともおしゃれな北海道大学店は、北大生はもちろん観光客でもにぎわう

そこで今回は、都市地理学が専門で、昨年なかいのレポートに可をくれた橋本雄一教授とともにセコマを分析していくことに!

ちなみに橋本教授、北海道に来たばかりのころはセコマに親しみがなかったといいます。


北海道に来たばかりのころは、どういう時にセコマに行けばいいのかわからなかった。けれど、だんだんとセコマの特徴がみえてくると、使い方がわかってきたんですね。

 

「セコマの使い方がわかる」ですか。

 

 

札幌では、まず1970年代にセコマができ、次にセブンイレブンが進出してきた。どちらも住宅地に出店していきます。しかし、セブンイレブンが都心側の住宅地に出店する一方で、セコマは同じ住宅地でも郊外側をメインに展開していく。はじめは住み分けができていたんです。

セコマは住宅地に進出したために、お店におく商品も家庭で使うものが多くなっていった。

今でも、セコマは一般的なコンビニより、牛乳や調味料など、家庭で急に必要になることが多いものの品ぞろえがしっかりしたお店ですよね。

↑ざっくりこんな感じかな...?また可がきそうなクオリティ

 

なるほど。セコマが住宅地へ展開していったことが、まさに現在のセコマを形作る要因だったんですね。

 

そうですね。

 

でも、現在は、ローソンやファミリーマートなど、いろいろなコンビニがありますよね。

 

コンビ二は、それぞれに異なる使命を持っているんです。まず、1990年代に札幌へ進出した当初のローソンは都心や、まだセコマ・セブンが進出していない病院の中にお店を出します。

 

あ〜!ローソンは北大病院にも入っていますね!

 

次に、サンクス(現在のファミリーマート)は都心から4㎞地帯に進出。ここはちょうどオフィスと住宅地の境目なんです。札幌進出が遅れたサンクスは、この4㎞地帯を絶対に取ろうと決意したんですね。こうして、札幌はコンビニの空白地帯がほとんどない都市になりました。

 

お客さんにとってはとても便利ですね。

セコマは北海道のもの、北海道はセコマのもの

 

札幌ではライバルの多いセコマですが、北海道全体で見ると不動の地位を築いております。

 

セコマは、都市部の住宅地はもちろん、道内各地にたくさんあります。これが、防災の面でとても有効です。

北海道では、2018年9月に大きな地震がありました。ブラックアウトと呼ばれる道内全域の停電におそわれ、混乱状態に。そんななか、過去の経験を活かし災害時のマニュアルを作成していたセコマ。大半の店舗が営業を続け、セコマの災害対応力が注目されました。

現在でも見直しに見直しをかさね、災害時の対応を強化し続けています。

北海道では、「最寄りのコンビニまで20㎞」みたいな場所がたくさんあります。各社コンビニが進出していないような場所まで進出しているセコマ。道内を網羅していることもセコマの強みの一つです。

 

北海道の町村の中心部で重要な店舗になっているために「20㎞離れていてもコンビニに行きますよ」というコンビニの地位を築いたのはセコマのおかげですね。

道内全域の周りにお店がないような地域にも進出していることは、吹雪や大雨など、地震災害以外のときでも有効です。

 

お店においてある商品はもちろん、お店の立地や防災対策まで、とにかく道民思いなセコマ。そりゃ、道民に愛されるわけだ!!

セイコーマートへようこそ~~♪

あなたがコンビニの店内へ入った時「いらっしゃいませ~」といわれるのではないでしょうか。しかし、セコマの店員さんは、「いらっしゃいませ~」だけでなく、「セイコーマートへようこそ~♪」といってくれます。

「いらっしゃいませ~、セイコーマートへようこそ~♪」


「ようこそ」

ようこそですよ!!!

もはや、ここは夢の国・ネズミーランドか…。なかいは、世の中にある全定型文の中で、

「いらっしゃいませ~、セイコーマートへようこそ~♪」

が一番好きです。

また、昨年末にはLINEpayにも対応。満足せず、常に高みを目指し、チャレンジしていくセコマ。使いやすいとか、好きとかいう次元を超えて、もはや尊敬の念を抱かざるを得ません。社長さんに、ぜひともお会いしてみたい…。

↑なかいセレクトのセコマアイス。めちゃくちゃおいしいアイスが1つ100円と激安。
キャラメルチョコ的なやつもうまい

北海道を愛し、北海道に愛されるセコマ。コンビニNo.1なのも納得ですね。道外の方も北海道を訪れたときには、ぜひ我ら北海道が誇るセイコーマートへ!!!

以上、北海道から、なかいがお伝えしました!!

書いた人
なかいりよう

1999年生まれ。ライター。痔と血尿に悩まされる受験生活を経て、北海道大学へ。現在は、中国語の再履修に追われる日々を過ごしている。北海道大学漕艇部所属。北大生応援メディアJagaJaga編集長。TwitterIDは@nakanakaiiyone

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