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こんにちは、ぱう美です。

突然ですが、昔、筆者は熱狂的なお笑いオタクでした。

お笑いライブに頻繁に通っては、入り待ちや出待ち(劇場やライブハウスで目的の相手が出入りするときに待って会うこと)をしてました。ある芸人さんを本気で好きになったのも一度や二度じゃ済まない、いわゆる痛ヲタだったんです。

でも実際、芸人さんたちはファンを恋愛対象として見てくれるのか、真剣交際できるチャンスはあるのか、よくわかっていませんでした。もしもそんなチャンスがあったら…と思ったことありませんか?

そこで思い切って、ある芸人さんにその辺の話を聞いてみました。話をしてくれたのはお笑いユニット「パップコーン」の元メンバーで、現在はピン芸人の大桶純一(@junichiohoke)さんです。ちなみに大桶さんは既婚者。芸人とファンの恋愛については否定的な考えを持っているとか。

大桶純一さん(@junichiohoke)

ネタ作家や構成作家もしている系芸人です。アンガールズ単独ライブ『俺、、、ギリギリ正常人間』『びしょ濡れの犬のほうが拾いたくなる』、クレオパトラ単独ライブ『イシツナギ』、ゴー☆ジャス動画企画などなど。最近は金魚にもなってます。ゲームと妖怪とコントの三本柱で生きてますよ。

――大桶さんはお笑いのファンを恋愛対象として見ることはありましたか?

 

あくまで自分は、ですが、恋愛対象に見たことはないです!周りの芸人さんは、ファンとお付き合いしている方もいましたが。

――それはなぜでしょう。やはりご自身が既婚者(大桶さんは愛妻家として評判)だからでしょうか。

 

恋愛対象として見ないのは自分が愛妻家だからではなく「ファンと恋愛感情を持つような関係になったら自分の商品価値が下がるから」という腹黒い考えがあるからです(笑)。

とてもえげつない言い方をすれば、僕はファンの方を「自分を商品として応援してくれる方」だと見ています。自分にとって利用価値のある存在、ですね。なので、ファンの方に対して「面白いものを提供しているんですから宣伝してください、押し上げてくださいね」と思っています。

――ファンを恋愛対象として見る芸人もいると思いますが、そういう人のことをどう思いますか。

 

ファンの方を恋愛対象として見られる芸人さんのほうが少ないかもしれないですね。

大体の芸人さんは僕と同じように「ファンは自分を商品として応援してくれる方」という考えだと思うので、恋愛対象として見ないでしょう。

さらに僕が思うのは、実は、ファンの方に手を出している芸人さんもこの考え方ではないかということです。恋愛感情はなくても、体の関係を持つことでファンの方との関係を維持するということですね。

ファンの方を恋愛対象として見られる芸人さんは、相手の熱意にほだされたか、見た目か内面に惚れ込んだかのどれかだと思います。じゃなければカキタレ(※)で終わりますし(笑)。

※カキタレ…体だけの関係

――ということは、芸人さんの間でファンと真剣交際している人と、体目当ての人とではどちらが多いのでしょうか。

 

これは体目当てのほうが多いと思います。もちろん芸人がみな遊んでいるわけではないですが、やっぱり遊んでいる芸人さんの話のほうが広がりますし、よく聞きますからね、武勇伝として。

――真剣交際の場合、そのファンの女性の外見って…やはりいいほうですか?

 

だいたいの場合、いいと思います!なんででしょう、やっぱり見た目で選んでいるんですかね(笑)。

やっぱ顔と身体なのか

 

あ、もう一つ言い忘れましたが、ファンを恋愛対象として見なくなったのはお笑いタレントの養成所ができたことも一因かと思います。養成所って学校みたいなものなので、養成所内での恋愛がすごく多いんです。その感覚を引きずったままプロになるので、芸人同士で付き合うことにためらいが全然ないんですね。だから、ファンの方に恋愛を求める必要もなくなってきているのだと思います。

実際、遊ばれちゃった人は少なくない…

私は大桶さんのことをパップコーン時代から知っていますが、とても誠実な人柄で、芸に対してもストイックな方だという印象です。そういう人だからこそ、こうしてインタビューに答えてくれたのでしょう。

でも、大桶さんの「体の関係を持つことがファンとの関係を維持する手段」という話には違和感しかありませんでした。筆者がお笑いオタクだった当時、明らかにファンを「金づる」「体だけの関係」として見ている芸人はいたからです。実際、筆者はそういう芸人に貢がされたこともあれば、いわゆるカキタレになったこともあります。

わかってるけどついつい貢いでしまってた…

筆者と同じような元お笑いオタクの女性たちに話を聞いてみたところ、やはり同じようなエピソードが出てきました。

「私はその芸人さんを本気で好きだったのですが、相手の都合のいいときに呼び出されて、飲食代を奢らされるだけの存在でした。一緒に飲んだり食事したりできるだけでうれしかったのですが、相手がある程度売れて、ほかの女性と結婚したら、一方的にSNSをブロックされました」

 

「高校生の頃好きだった芸人はファンに手を出していると有名でした。でも彼に『好きだよ。君が高校を卒業したら、夜も深い関係になろうね』と言われていて、好きだという言葉に浮かれていました。「夜も深い関係」の意味はよく考えませんでしたが、今思えばそういう意味ですよね。私が高校を卒業する前にその芸人は引退してしまいましたが…。」

「芸人の間で『お笑いオタクのことは相手にしない』という暗黙の掟を知っていたので、友達のツテで合コンにたくさん参加しました。その後、芸人数人のカキタレになりましたが、中には自分のファンについて『ブスで気持ち悪いやつばっかり』『あのままじゃ抱けないから、整形して出直してきてほしい』なんて言っている芸人もいましたよ。そういう裏の顔を知ったら、お笑いオタクとしての熱も冷めて、今ではお笑い自体が嫌いになってしまいました」

結論:芸人との真剣交際は期待できなさそう…?

まあ…私もバカだったとは思いますけどね…

大桶さんの話を総合すると、ファンのことを「自分を商品として応援してくれる方」と割り切っている芸人は多いものの、真剣な恋愛に発展する可能性もゼロではないようです。でも実際はこちら側の好意を利用されてしまいがち…なのが現実のようです。芸人に限ったことではない話ですが…。

他人から見れば「本気で好きになるほうが悪いし、痛いだけ」としか思わないでしょう。でも、ファンからしたら私たちを笑わせ、楽しませてくれる芸人さんがヒーローに見えるときがあります。そのヒーローから連絡先の交換を持ちかけられたり、遊びに誘われたりしたら舞い上がるなというほうが難しいものです。

もちろん、必ずしも芸人が悪いケースばかりではありません。ファンが迷惑行為をするということも多々ある以上、芸人もファンも、最低限のマナーは守るべき。そして変に期待してはいけない。と、痛いお笑いオタクだった筆者は思いました。

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