北海道・東北の一部で「食べらさる」「押ささった」というように「〜さる」という方言が使われているそうだ。この方言について、あべぴより◎cakes連載開始(@abeyoriyori)さんがTwitterに投稿した漫画によると、こんな使い方ができるという。
【番外編③】北海道・東北の方言「〜さる」の怪 https://t.co/IokldR110c
— あべぴ より@cakes連載中 (@abeyoriyori) 2018年11月4日
「~さる」は「自分のせいではなく、幽霊のような何かに働きかけられてそうせざるを得ない」というニュアンスがあるという。うっかりテレビのチャンネルを変えてしまったり、美味しい大福をたくさん食べてしまったりするのも「幽霊のせい」にできちゃうのだ。
あべさんによれば、北海道や東北でもニュアンスが異なったり、まったく使われていない地域もあるようだが、この方言を使っていると思われるTwitterユーザーからは「標準語にすべき」「標準語だと思ってた。いまだにうっかり使うけど通じなくてびっくりする」という話があがっていた。
「〜さった」(押ささった、飲まさった、言わさった 等)の意味のニュアンスはどちらが近いですか?
— あべぴ より@cakes連載中 (@abeyoriyori) 2018年11月5日
なお、この漫画はあべぴよりさんが現在cakesで連載している漫画『母が死んだら、困る。』の番外編とのこと。「〜さる」について、Twitterユーザーから寄せられた反応をまとめた漫画も投稿されているので、こちらも合わせて読んでみてほしい。
【番外編③の番外編】「〜さる」漫画の反響まとめ(北海道・東北の方から) https://t.co/v98rXBPTSt
— あべぴ より@cakes連載中 (@abeyoriyori) 2018年11月7日
「〜さる」をマスターすれば、ふんわりとした優しい言い回しで、どんなことでも幽霊のせいにできちゃうかも?