商売繁盛の願掛けに、飲食店などの店先においてある「信楽焼のタヌキ」。その変遷の歴史を図解した、慶應タヌキ研究会(@tanuki_keio)さんのツイートが話題だ。
信楽タヌキの変化の歴史をイラストでまとめてみました
#タヌキ戯画 https://t.co/fQzJHlgrY6
— けいおうタヌキ研究所 (@tanuki_keio) 2018年10月21日
このイラストは、書籍や図録に加え、信楽焼のタヌキの産地である滋賀県・信楽町の方への取材をもとに作成されたという。
ちなみにタヌキの製作年代や形態変化の歴史に関しては、冨増純一氏の書籍と企画展示の図録『ようこそたぬき御殿へ おもしろき日本の狸表現 特別展』、冨増氏をはじめとする信楽町の方から伺ったお話を元に作成しています。
— けいおうタヌキ研究所 (@tanuki_keio) 2018年10月23日
また、後年になって持ち物のバリエーションが増えたり太ったりしたのは、「売れるため」の変化だそう。
だんだん太って可愛らしくなっていくところや、持ち物のバリエーションが増えていくところなど、まさにタヌキの変化は「売れるための変化」であるといいます!
— けいおうタヌキ研究所 (@tanuki_keio) 2018年10月21日
この投稿に対して、Twitterユーザーは「何てわかりやすい」「すばらしい研究」と絶賛。信楽焼のタヌキのことを知らない人でも楽しめる。
慶応タヌキ研究会さんは、他にも信楽焼のタヌキに関する研究成果を論文・書籍などで多数発表している。興味を持った方は、ぜひフォローしてみよう。