体調は悪いが、救急車を呼んでいいものか迷ったことのある人は多いだろう。そんなときの相談口として「東京消防庁救急相談センター #7119」があるというのはご存じだろうか。救急相談センターでは医師、看護師、救急隊経験者などの職員が24時間年中無休で、電話相談に対応している。
これにまつわる、七坂なな@三日月のカルテ1巻発売中(@7saka_7)さんの体験談を基にした漫画が話題だ。
【レポ】救急ダイヤル「#7119」の利用で初めての救急車→入院になったときの体験をマンガにしました。急病のとき、この話が参考になれば幸いです。 https://t.co/r9CSCF1Yzk
— 七坂なな🌙空想郵便 (@7saka_7) 2018年10月15日
投稿者は、長引く風邪に悩まされていたところ、だんだんと呼吸困難に。深夜に救急相談センターに電話をかけると、声が出なくなっていたとのこと。喉からヒューヒューという音もしてきたため、そのまま入院へ。翌日まで我慢していたら、さらに悪化していただろう。
この投稿に対して、「私も利用したことがあります」「さっそく電話帳に登録しました」といったコメントが。また、同じような経験をしたユーザーからは「このマンガがもっと広まりますように」と救急ダイヤルの認知が広まるように願う声も。
また、この救急相談センターが開設されているのは東京・埼玉・大阪などの一部の地域で、この番号以外で開設されていたり、まったく開設されていない自治体もある。総務省の資料によると今後は日本全国に展開されていく予定のようだ。前もって住んでいる地域の情報を確認しておいたほうがよいだろう。
救急相談センターへの相談は、東京都の場合は電話で「#7119」をプッシュするだけ。また、ネットでもこれに代わる「救急受診ガイド」があるので、まさかのために覚えておこう。