トイレットペーパーを使い切った後に残る芯。多くの人が捨てるか、保存するとしても学校の図工の時間で使うからという理由がせいぜいだろう。
戌一(@inu1dog1)さんはこの十数年、トイレットペーパーの芯を集め、トイレの壁や出窓に積み上げている。2016年、Togetterにまとめが作られ、戌一さんの「成果」にネットユーザーは驚愕した。
7〜8年かけてトイレの壁をトイレットペーパーの芯で埋めたのだが、今後も増えて行く芯は一体どこに置けばいいのだろうか。 https://t.co/I1CRqlUDCI
— 戌一 いぬいち (@inu1dog1) 2016年12月8日
それから2年経った現在、トイレットペーパーの芯はついにトイレの背面と出窓部分を埋め尽くしてしまった。ところがこの時、芯のサイズが一回り小さいものが登場したのだ。
トイレットペーパーの芯を集め始めて十年以上が経ち、トイレの背面と出窓部分が埋まりそうなタイミングで、芯が一回り小さい銘柄に出逢ってしまった。私の新たな十年が始まろうとしている。 https://t.co/4TeAzBTffb
— 戌一 いぬいち (@inu1dog1) 2018年8月30日
今の私は「トイレットペーパーの芯を十年間集め続けたアラフォー」であるが、十年後には「トイレットペーパーの芯を二十年間集め続けたアラフィフ」になる。更に十年後には「人生の半分を費やしトイレットペーパーの芯を集め続けた還暦」になれるので、長生きしなければならなくなった。
— 戌一 いぬいち (@inu1dog1) 2018年8月30日
「新たな十年が始まろうとしている」とつぶやく戌一さんにTwitterユーザーは「芯が強いですね」「誰が止めてwwwwwww」「新しい出会いがさらなる進化を促した」など、アーティストの執念にも似た情熱を感じているようだ。
なお、戌一さんは豆腐のパックも収集しており、こちらは天井に達している。
二十年近く集め続けている豆腐のパックが、とうとう天井近くに達してしまった。分割して四列にするか、新たに麓から積み始めるか迷うところである。 https://t.co/dqM36EzZJy
— 戌一 いぬいち (@inu1dog1) 2018年2月18日
ぜひ長生きしてこれらのコレクションを充実させて欲しいものだ。