「食器棚はスライド式!!」阪神・淡路大震災を経験した母たちのアドバイスで食器が割れずに済んでいた
2018年6月18日に発生した、大阪北部を震源とする大規模な地震。家中の本棚や食器棚が倒れ、後片付けに苦労している方も少なくない状況だ。そんな中、食器棚が倒れることなく無事だったという人のツイートが注目を集めている。
阪神淡路の経験者義母と実母から、食器棚はスライド式!!と言われて言う通りにしてたんですけど、こんなにすぐに救われることになるとは思わなかったですね……。
扉が少し開いたり、中で倒れてたりもしたけれど、1つも割れることなく、落ちることなく無事でした。
こういうのを教えて欲しいわ。 https://t.co/SkVaHI7vVM
— r (@suirasan_kudoP) 2018年6月18日
投稿したのはすいら☀︎(@suirasan_kudoP)さん。阪神・淡路大震災を経験した義母と実母から「食器棚はスライド式!!」というアドバイスを受けていたという。食器棚の多くは扉が観音開きだが、すいらさんが購入した食器棚の扉はスライド式となっている。確かにこれなら扉が開いて中の食器が飛び出してくることも考えにくい。
さらに突っ張り棒を立てかけておけばより万全に近い食器落下対策になる。
食器落下対策。 https://t.co/mVYobiReJH
— r (@suirasan_kudoP) 2018年6月18日
大阪で被害を受けたTwitterユーザーからは「うちも観音開きは全滅、スライド式は無事だった」という証言や、過去の震災の経験から「両開きの食器棚で大惨事になったので買い替えました」という声が集まった。
すいらさんによると、スライド式の扉を持つ食器棚(キッチンボード)はニトリでなら7万円代(税込)で販売されているという。
だが、簡単に買い替えしづらいこともあるだろう。現在、観音開きの扉がある食器棚を使っている人たちからは扉の取っ手部分にS字フックをかけるなどの対処法や地震対策グッズの利用例も投稿されていた。
震災を経験した人たちだからこそわかるアドバイスは的確だ。すぐにでも地震対策をしておきたい。