なぜ人は新刊を落とすのか…落としたことがないサークルは制作期間に平均64.8日かけていたという結果が公表される

「新刊落ちました」の張り紙をブースに置きたくない人必見
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 6月に入ると8月開催の夏コミの当落結果が判明し、各同人サークルは本格的に制作作業に取り掛かることになるわけだが、諸々の事情でどうしても発行できずに「落とす」ということも割とよくある。

 なぜこうしたことが起きてしまうのか。その問題に立ち向かったのが、同人情報誌を作っているシアン*夏コミ3日目東-31a@hachiman_cian)さんだ。

 シアンさんの2017年冬コミ新刊、その名も『なぜ人は新刊を落とすのか』に掲載されている調査によると、新刊を落としたことがないサークルは同人誌の制作期間を平均64.8日設けていたという。本の内容やボリューム、執筆人数にもよるが、およそ2ヶ月。続いてのシアンさんの投稿にもある通り、すでにスタートしているべきという衝撃の結果となった。さあどうする…!

 イラストサークルの場合は制作期間が短くても発行できるケースが多いようだが、ほとんどの人たちが普段の生活と両立させながら同人誌を制作していることだろう。「耳が痛い…」と悶えたり「だから…だから落とすのか…」と納得する声が集まった。

 64.8日という日数は心に響くが、いずれにしても今後の発行計画を立てるときの参考になりそうだ。ご発行は出来る限り計画的に…。

※この記事のツイートはシアン*夏コミ3日目東-31a@hachiman_cian)さんの許可を得て掲載しています。