気分は戦時中のドイツ?「おがくずパン」を作ってみた

良い子は真似しないほうがよい
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 第一次世界大戦の頃、ドイツでは木を切ったときに出る「おがくず」を混ぜたパンを作っていたらしい(※諸説あります)。Twitterでは、みなせ_通販開始(@Ton_beri)さんがそんなおがくずパンを再現し、食レポしたことが話題となっている。

 同時に作っていた「どんぐり入り野菜クズと豚皮塩スープ」も併せて、戦中の雰囲気が漂う夜食が出来上がっている。見た目は美味しそうな「おがくずパン」。実際に食べてみると「木の臭みに、喉に引っかかるザラツキ、割り箸をかんだような後味」がするとのことで、あまり美味しくはなさそうだ。ただし、「食えないレベルではない」らしい。

 このチャレンジに対して、Twitterユーザーからは「なんでおがくずを食べようと思ったのか」「妙に美味しそうなのが困る」「エルフの食べ物のよう」などの感想が寄せられた。

 無事に成功した「おがくずパン」づくり。しかし、人間にはおがくずに含まれる「セルロース」を消化することができないため、大量に摂取すると排泄が困難になるなどの健康被害が出かねないそう。また、ホームセンターなどで売っているおがくずは当然食用ではないので注意が必要だ。いずれにせよ、安易に真似をするのはやめたほうがよさそうだ。

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