イラストやマンガを描く際、背景に悩まされる人は少なくないだろう。あまり見慣れない背景を描くときは、資料を調べたり構図を調整したりと大変だ。
現在Twitter上では、バトルマンガに欠かせない“あるもの”を描くコツが話題になっている。
バトル漫画描くときに「ガレキを描くの難しい」って人をよく見ますが、板チョコを砕くといいですよ https://t.co/iPW9qOB24O
— た介 (@BigotVinus) 2017年8月21日
イラストレーター・マンガアシスタントのた介さん(@BigotVinus)によると、バトルマンガで瓦礫(がれき)を描くときは、チョコレートを砕いて、それを参考に描くとよいという。たしかに砕いたチョコレートは瓦礫に似ているので、模写して細部を調整すれば、完成するというわけだ。
@Some185 冷蔵庫で冷やしておいて、お部屋は冷房で涼しくしておきました
それでも指の温度で溶けやすいので、銀紙に包まれてる状態でハンマーで叩くと良いです。で写真撮ってそれを参考にして描くのが😁
— た介 (@BigotVinus) 2017年8月21日
@takumi1323 銀紙に包まれてる状態でトンカチなどの硬いもので叩くと「大きい破片」と「細かい破片」ができて丁度いいですよ!
最近暑いので冷蔵庫で冷やしておくのも忘れずに😁
— た介 (@BigotVinus) 2017年8月21日
た介さんは具体的な手順も紹介している。冷蔵庫で板チョコレートを冷やした後、ハンマーで叩き、破片を重ねるだけとのこと。
ポイントは「チョコレートを冷蔵庫でしっかり冷やしておくこと」と「ハンマーなどの硬いもので叩き割ること」。これによって、大小さまざまな破片の入り混じった、リアリティある瓦礫そっくりになるのだそう。
また、チョコが溶けるのを防ぐために「銀紙に包んだままハンマーで叩くこと」と「部屋の冷房をつけておくこと」も重要。さらに実物を模写するのではなく、写真を撮って、それを参考にして描くといいようだ。
描き終わった後はそのままおやつにもなる、チョコレートを使った簡単テクニック。気になった人は、さっそく試してみては?