見逃し注意! 動物園の“珍看板”コレクション&街中の動物看板クイズ

あなたは解けるかな?
1

こんにちは、ハイエナズクラブのかとみと申します。

みなさんは、動物園でこんな看板をじっくりと眺めたことはありますか?

 

私は1人でも足を運ぶくらい動物園が好きなのですが、実はこういった看板を見るのも楽しみの1つ。主役である動物たちに気を取られて見逃しがちな動物看板ですが、何気なく設置されたもののなかには、数多くの味わい豊かな作品が隠れているのです。

ということで今回は、動物園でスルーされがちな“動物看板”の魅力をお伝えするべく、私のお気に入りをご紹介していきたいと思います。

 

プロフィール紹介の動物看板

まずは、テンジクネズミことモルモットたちの名前を紹介している超大作。驚いたのは1匹1匹すべてが手描きのイラストだということ! 

それでは気合いの入ったイラストを鑑賞していきましょう。

 

モルモットらしからぬ、うつろな表情のエメラルド。はかなく消え入りそうな雰囲気は、まるで繊細に描かれた日本画美人といったところでしょうか。でも名前はエメラルド。見た目と名前のギャップをお楽しみください。

 

笹かま。いえ、モルモットでした。東北新幹線で売ってる個包装のやつではありません。

「笹かまに瞳を描くとかわいくなる」と気づかせてくれたミユキちゃん、ありがとう。

 

手足を省略することでスマートな仕上がりとなっているビワちゃんのイラストです。シュッとしすぎているので、正直なところ、最初はちくわに空目しました。鼻筋の白さがちくわの穴に見えてしまうトリックアート。やられましたね。

個性的なモルモットのイラストはどれもかわいかったです。笹かまやちくわなど、イラストのタッチによってまったく別物に見えてしまうのがおもしろい作品でした。

 

注意喚起の動物看板

触れ合える動物たちの近くには、必ず注意喚起の看板が設置してあるのをご存じでしょうか?

注意喚起の看板は、ひと目で「こんな危険があるよ」ということがわかるのがポイント。そのイラストがまた最高なんです。

こちらはウサギを膝に乗せる際の注意書き。

 

イラストでは、盛大に膝からはみ出していますが、8才以上のお子さんであればいけるそうです。本当?

 

本当にウサギ?

根拠はありませんが、たぶん肉食だと思いました。あえてオーバーな表現で、注意を促すという手法でしょうか。 

続いても、同じくウサギの広場に設置してあった看板です。

 

びいいっ

 

強まる肉食疑惑。

「なぜ愛らしいはずのウサギをここまで恐ろしげに…?」と思うかもしれませんが、人と動物が安全に接するには、危険性を具体的に描かないといけないのです。でないと、びいいっですからね。

最後は、馬の広場から。

 

柵内へ手を出すと馬に噛まれる可能性があります。その馬に注目してみましょう。

 

近道するたてがみ

曲線ツールでがんばって描いたのだろうと思うと、胸にグッとくるものがありますよね。味があるのは手描き看板だけではありません。デジタルものも熱い!

ところで、注意喚起ではありませんが、馬の宿舎で気になるものを発見しました。

 

生首を軒先に。最近見たなかで一番衝撃を受けた看板です。 

 

クイズの動物看板

これまでご紹介した動物看板のほかに、クイズパネルも発見しました。1枚目に問題があり、めくると答えが書いてあるものです。実際にみなさんにもクイズに挑戦していただきたいと思います。

丸く切り抜いた窓からのぞいている体の一部をヒントに、何の動物か当ててくださいね!

 

ぷっくりと盛り上がった可愛らしいヒゲぶくろ。誰の口かわかりましたか?

めくって答えを確認してみまましょう。

 

正解は「ウサギ」でした。このような感じで、続いて第2問。

 

先ほどとはタイプの違う、すっきりとした口元ですね。めくってみましょう。

 

正解は、「ミーアキャット」でした。このクイズ、簡単そうでなかなか難しいです。

 

檻を掴む長い指がヒントになりそうです。どうでしょう。ピンときましたか?

 

ごめん、誰?

なぜか動物の名前が書いていなかったのでネットで検索したところ、「ブラッザグエノン」という名前のサルのようです。名前を知った上で、もう一回「誰?」と聞いてしまいそうになりました。

子ども向けクイズなのに、容赦なく変化球を投げてくる感じ、たまりませんね。

 

動物クイズを自作してみた

動物クイズが最高だったので、「私も出題する側に回ってみたい!」という衝動に駆られてしまいました。

ということで、突然ですが私からもみなさんへ動物クイズを出題させていただきます。

街中で見かけた動物」と題し、動物が描かれた貼り紙や看板をもとに出題します。形式は、先ほどの動物クイズと同じ。

 

【第1問】

誰の足かわかりましたか?  ヒントは体の配色です。白と黒の動物といえば…

 

 

 

【答え】

正解は「目元に違和感のあるパンダ」でした。パンダってこんな顔だっけ…?

 

ちなみに、こちらが正しい配色。パンダを描く際は目の周りの配色ミスにご注意ください。

 

【第2問】

ふわふわの毛並からのぞく、ちょこんとした耳が特徴です。答えがわかりましたか?

 

 

 

【答え】

正解は、「迷い犬かと思って近づいたら、ゴミの出し方を注意してきたポメラニアン」でした。かわいい顔してきっちり物申すタイプ。

 

【第3問】

荷台。でも動物です。そうそう、思い浮かべたその動物です! 自信を持って大丈夫ですよ。せーの…

 

 

 

【答え】

「虎ック」。

 

【第4問】

続いては超サービス問題! 「パイの実」のパッケージを思い出してください。この動物がかわいく描かれてますよね。

 

 

 

【答え】

正解は「暗闇のような瞳を持つリス」でした。パイの実にハマりすぎると、こういう目つきになるのかもしれません。ガジガジ。

 

【第5問】

ひょろりと長い尻尾。みなさんおなじみの動物ではないでしょうか?

 

 

 

【答え】

正解は「ただごとではないネコ」でした。ケガの仕方が人間に近いせいか、闇医者の顧客感がすごいです。

街中の動物看板クイズは以上です! 全問正解できましたか? 「ごめん、誰?」という気持ちを味わっていただけたら何よりです。

 

今回は、魅力いっぱいの動物看板をちょっとだけご紹介させていただきました。動物園に行った際は、動物だけでなく、看板もぜひ一緒に鑑賞してみてくださいね。きっと動物園が何倍も楽しくなりますよ! ハマってしまったあなたは、街中に隠れているユニークな動物看板も要チェック!