人物を描く際の参考になるデッサン人形。イラストに携わる人にとっては、おなじみのアイテムだろう。
現在Twitter上では、とあるフィギュアが「デッサン人形に最適」と話題だ。
東亜重工の合成人間くんヤバイ。正座できるのも勿論凄いけど肩の可動域の広さが半端じゃなくて首の後ろで手が組めるのが本当に凄い。首も前後左右よく動く。脇がちゃんとしまるのも地味に良い。自立力も高い。腕の表裏が色違いだから筋肉の流れの参考にもなる。デッサン人形としての質が高過ぎる。 https://t.co/oepbiSVTAB
— 大介 (@sleeper_is_mine) 2017年7月8日
マンガ『BLAME!』『シドニアの騎士』でおなじみの弐瓶勉さんが、さまざまなマンガに登場させている架空企業「東亜重工」。このフィギュアは、東亜重工が造ったとされる「合成人間」を再現したものだ。
正座が可能なほど関節部分がやわらかく、首の後ろで手を組めるほど肩の可動域が広い。自立性も高く、腕の表裏が色違いなので筋肉の流れの参考にもなるという。これには投稿者も「デッサン人形としての質が高すぎる」と絶賛している。
東亜重工の合成人間くんのココがマジでスゴ過ぎるッッッ❗️❗️❗️❗️
👉👉👉『支え無しでジョジョ立ち出来る挙句にバカみたいに再現度が高い』 https://t.co/PrlTj3dn7W
— 大介 (@sleeper_is_mine) 2017年7月8日
さらに投稿者は、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでたびたび見られる“ジョジョ立ち”を完璧に再現。「支えなしでジョジョ立ちができる」と興奮冷めやらぬ様子。
確かに腹筋や背骨のあたりの改良はすごい…でもデッサンモデル人形はいつか3DCGに統一されるだろうな…性別や体型を入力し放題でいくらでも可変なんだから… https://t.co/CgNQaepOCg
— 会田誠 (@makotoaida) 2017年7月9日
これに対して、美術家の会田誠さん(@makotoaida)からは「たしかに腹筋や背骨のあたりの改良はすごい…でもデッサンモデル人形はいつか3DCGに統一されるだろうな…性別や体型を入力し放題でいくらでも可変なんだから」とコメントが寄せられている。
これまでマンガとかで描かれてきたアンドロイドの関節が嘘であることがよく分かるな。本当はこれぐらい凝った構造でないと、人間の動きは再現できないんだ。 https://t.co/chRTXMus4z
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) 2017年7月9日
また、SF作家の山本弘さん(@hirorin0015)から「これまでマンガとかで描かれてきたアンドロイドの関節が嘘であることがよく分かる。本当はこれぐらい凝った構造でないと、人間の動きは再現できない」との意見も。
なお、今回のフィギュアは「1/12スケール」で、全高は約150mm。7月12日現在、Amazonなどで販売されている。気になった人は、ぜひチェックしてみよう。