関西より関東のほうが厳しい? 交通系ICカードで改札を通るときに必要な最低金額を調べてみた
電車に乗る際、すっかり欠かせなくなった交通系ICカード。「Suica」や「ICOCA」、「Kitaca」など地域ごとに種類は異なるが、別の地域でも相互利用できるのが便利だ。
現在Twitter上では、ICカードでの改札通過時における関東と関西での違いを描いたマンガが、反響を呼んでいる。
上京した時いつものクセで通り抜けようとしたらsuicaペンギンに改札ラリアットを食らう大阪の人 https://t.co/6nljjFhkyO
— 神崎タタミ (@_nozui_) 2017年5月28日
関西エリアで一般的に使われる「ICOCA」の場合、残高が初乗り運賃に満たなくても改札を通過できるのに対し、主に関東で使われる「Suica」は通過できないという。
初乗り運賃がチャージされていないと通してくれないSuicaペンギン、その無慈悲さたるや…。
@_nozui_ 経験あるわペンギンラリアットw
あとでチャージはダメなんですって駅員さんに言われて、関西いけるのにって言ったら驚かれてたw
— たつ@オタク兼業料理人 (@tatsu_cook) 2017年5月28日
@_nozui_ これ超わかる。私は関東→関西だったから、「何これ大阪って超優しい!」ってなったのを思い出しました。
— ФХФ (@mew_is_dead) 2017年5月28日
これには、共感するTwitterユーザーが多数現れた。関西になじみのある人はもちろん、関東から関西に移った人も、このシステムには驚きだったようだ。
@_nozui_ FF外から失礼します。
JRでは行けたのでいつものノリで近鉄でもそれをすると改札ラリアットを食らいました笑
関西でも近畿日本鉄道には注意です…(´ー`)
— Yamashita :) (@D9_25J) 2017年5月28日
また、同じ関西であっても、私鉄の近畿日本鉄道では止められてしまったという情報も。
それぞれのICカードで、改札に通過するための残高はいくら必要なのか。トゥギャッチ編集部で調べてみた。
実際に問い合わせてみたところ、ICカードの使用エリアごとに、通過するのに必要な残高が決まっているようだ。上記のデータは、各ICカードのエリア内で使用した場合を示しており、たとえば、PiTaPaをPASMOのエリアで使用した際は異なる点に注意したい。
いずれにしても、電車に乗る際はICカードの残高をよく確認し、“改札ラリアット”を食らわないようにしたいものだ。