ご飯粒が残ったお茶碗は“完食”と言えるか? Twitter上で議論に

文化の違いもあるかも?
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 日本人の主食といえば、”白米”。ご飯・白米は食卓にはなくてはならない存在だ。

 現在Twitter上では、そんなご飯を食べた終えた様子についてさまざまな意見が飛び交っている。

 投稿者は、ご飯粒が張り付いたお茶碗の写真とともに「この状態で完食ってやる人のことは(教育や思想の差を加味して)悪だとは言わないが絶対に相入れることはないと思う」(以上、原文ママ)とコメントしている。確かに、かき集めれば一口分弱のご飯になるかもしれない量だ。

 さらに投稿者は、箸で取り損ねたご飯粒を回収しながら食べ進めれば、そもそも最後の一口の時点で茶碗に米粒が残ることがないとも指摘している。

 これに対し、Twitterユーザーからは「ちゃんと食べようとすれば、こんな形で米粒は残らない」と言った賛同の声や「ご飯をかき込むのではなく、箸で持ち上げて食べれば茶碗につきづらい」といった食べ方に対する指摘が寄せられた。また、こういった行為を意識していないという反応も。

 一方で、フタに残ったアイスクリームやラーメンのスープなど白米以外を例に挙げて、どこまでを“完食”とするのかについて疑問の声も上がっている。また、「おなかがいっぱいになればお茶碗半分であろうが残す」という意見も寄せられている。

 ちなみに、中国圏やヨーロッパでは、満腹の意思表示や宗教のとして少し料理を残す場合があるといわれている。台湾人の母を持つというユーザーからは「残すのはお米ではなくおかずで、手つかずの状態が良しとされている」という情報が寄せられている。

 育ってきた環境や文化によっても大きく違いが表れる食事マナー。あなたはご飯を残して“完食”とすることについて、どう思うだろうか?