厨二心がくすぐられる! 化学の実験で神秘的な魔道書が完成!?

モクモク…。
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 マンガやゲームに登場する魔道書と聞けば、不穏な雰囲気が漂う中、煙がモクモク立ち込めた書物を思い浮かべるだろう。

 現在Twitter上では、ファンタジーの世界から飛び出してきたような魔導書が話題となっている。

 ページをめくるとブワッと煙が吹き出す本。その正体は、液体窒素に浸けた単語帳とのこと。ページをめくる男子生徒が、魔導士さながらに真剣な表情をしているのもシュールだ。

 これを見たTwitterユーザからは、「氷魔法が書いてありそう 」「中二病心がくすぐられる」「コスプレ撮影に使えそう」など、この発想をおもしろがる声が寄せられている。

 なお、液体窒素を素手で触る様子に心配の声が寄せられているが、投稿者によれば、この実験は厳重な安全管理のもとで行われたとのこと。

 また、本に付着している液体窒素は少量であり、沸点よりはるかに高温な手との温度差から一瞬で気化するため、危険性はないそうだ。ちなみに、この現象は「ライデンフロスト効果」と呼ばれるもので、皮膚との間に蒸発した空気の層が発生し、液体には直接触れられない。ただし、手が濡れていたり衣服に付着したりすると、水分が凍結して低温やけどする恐れがあるので、決してマネしないように!

 授業の実験を利用したユニークな発想のジョークは、厨二病の黒歴史ではなく、青春の1ページに刻まれたのだろうか?