家で年賀状などの印刷物を作る際、少し値段が高く、作業が難しいイメージがある特殊印刷。
そんな特殊印刷の1つである、金箔を貼り付ける「箔押し」が簡単にできるアイテムが、Twitter上で話題となっている。
レーザープリンタトナーのアイロン転写の応用なんだけど、めっちゃ簡単に箔押しが再現できた。すげぇ! https://t.co/xsPNeRDmWz
— TETSUNAMA (@TETSUNAMA) 2016年11月14日
その名も、「スタンピングリーフ(アイロンプリント)」。ロゴなどを印刷した紙にこの商品を置いて、その上からアイロンをかけるだけで、金箔が簡単に転写されるという便利なものだ。
スタンピングリーフ、妙に伸びてるので注意事項を①
複雑な背景の場合は背景をインクジェット、箔押すところをレーザープリンタ…などと刷りわける必要があります。ちょいコツが要ります。
用紙にインクジェット紙は厳禁です。レーザープリンタのドラムに張り付いちゃいます。
— TETSUNAMA (@TETSUNAMA) 2016年11月15日
スタンピングリーフ、妙に伸びてるので注意事項を②
箔の定着が悪いときはアイロンの温度を気持ち高めにして、データの方も可能であればCMYKを全て100%のリッチブラックにするとかトナーを濃く乗るようにしてやると良さげです。
— TETSUNAMA (@TETSUNAMA) 2016年11月15日
スタンピングリーフ、妙に伸びてるので注意事項を③
デザイン面全てをレーザープリンタで印刷しても、対象周囲の余白を大きく取ってやったり、スタンピングリーフの切り抜きを工夫する事で、ピンポイントで箔押しもできるでしょう。試してませんが厚めの用紙などでマスクしてやるのも有効かも。
— TETSUNAMA (@TETSUNAMA) 2016年11月15日
スタンピングリーフ、妙に伸びてるので注意事項を④
箔を押せるのは基本的にアイロンがかけられるフラットな面、熱を与えても影響の無い面です。
工夫次第で色々楽しめるマテリアルだと思うので、以上に気をつけながら素敵な箔押しライフを!
— TETSUNAMA (@TETSUNAMA) 2016年11月15日
続けて投稿者は、使用上の注意点や使い方のコツを解説。まとめると、以下の4点が挙げられる。
1)複雑な背景の場合は背景をインクジェット、箔押しするところをレーザープリンタで印刷する
2)箔の定着が悪いときは、アイロンの温度を通常より高めに
3)デザイン面すべてをレーザープリンタで印刷する場合も、対象周囲の余白を大きく取ったり、スタンピングリーフの切り抜きを工夫すれば、ピンポイントで箔押しもできそう
4)箔を押せるのは基本的にアイロンがかけられるフラットな面、熱を与えても影響のない面
紙だけでなく、Tシャツなどにも転写が可能というスタンピングリーフ。販売元の吉田金糸店のサイトには、金色以外にもさまざまな色のラインアップがある。
印刷物をリッチに見せたいときに、試してみてはいかがだろうか。