アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の監督として知られる庵野秀明さん。
今年、庵野さんが総監督を務め、大ヒットとなった映画『シン・ゴジラ』が話題になるなか、とある新聞のボツ原稿が発掘された。
勤めていた新聞社を退職する直前、小ゲラまで出来上がりながら掲載中止を言い渡され、悔し涙がとまらなかったわたしの原稿。26年ぶりに日の目を見ることになります。ありがとう、ツイッター!あのころ、大人たちはアニメに冷たかった。 https://t.co/jkps7rrLcD
— アリラン太郎 (@TArayama1961) 2016年10月5日
投稿者は、元新聞記者で小説家の荒山徹さん(@TArayama1961)。26年前に庵野さんを取り上げる原稿を書いたものの、掲載中止を言い渡されてしまったという。
その原稿には「娯楽作品にテーマは不要」「数だけ増えて質が希薄になったテレビアニメも、このままじゃダメになる」など、日本映画やアニメに対する庵野さんの痛烈な批判が並べられている。
あの頃はオタクに対してアンチ文化があった頃だったからなぁ。それよりもあの監督の鋭き若さの写影に驚いた。 https://t.co/4gYOtG1B1r
— 頭文字にゃあ (@nekomaoh) 2016年10月5日
「大人たちがアニメに冷たかった。」
アニメ、そんなものだった。一方的に「くだらない」とか「中学生になってもまだ〜」とか判定される「材料」だったんだ… https://t.co/8ev1Nm30g6
— みっく (@mick6451) 2016年10月6日
えっ?!ふしぎの海のナディアって庵野監督作品なの?!マジかー!好きでずっと見てたし未だに主題歌も歌えるってば!し、知らなかった...Σ(OωO ) https://t.co/U6xCjkzJLR
— ハナコフ。 (@hana2) 2016年10月6日
Twitterユーザーからは、当時のオタク文化への地位の低さを嘆く声や、『ふしぎの海のナディア』も庵野さんが総監督をしていたことに驚く声が上がっている。
『シン・ゴジラ』で、庵野さんに興味を持った人も多いはず。この機会に庵野監督作品を鑑賞してみてはいかがだろうか…?