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 アクシデントで大切な器を割ってしまった…。そんなときに役立つ先人の知恵が、Twitter上で注目を浴びている。

 上記の焼き物は金の装飾が入っているが、これは「金継ぎ」という日本の伝統的な方法で修復されたもの。「金継ぎ」とは、割れたりかけたり、ひびが入ってしまった焼き物を漆を使って接着し、継ぎ目を金で仕上げる伝統的な修復方法だ。

 ダメージを生かして新しいデザインにしてしまうとは、なんとも素晴らしい発想だ。

 投稿者のナカムラクニオ(@6jigen)さんは、地震で割れてしまった器を修復するボランティア活動を行っているという。

 「金継ぎ」のほかに、色漆で継ぎ目が目立たないように修復する「共直し(共継ぎ)」といった方法も。写真ではほとんど割れた箇所がわからないほど、きれいな状態に戻っている。

 欠損した部分が大きいと修復が困難になるそうだ。もしも大切な器が壊れてしまったら、できるだけ陶片を集め、まとめて保管しておくとよいとのこと。

 また、かけらしか残っていない場合も、別の器の破片との組み合わせる「呼び継ぎ」という方法で、箸置きなどとして新しい命を吹き込むことができるという。パッチワークのようなデザインがかわいらしい。

 これに対し、多くのユーザーから関心が集まるとともに、震災を経験したユーザーからの反応も寄せられた。

 歴史や思い出が詰まった器が壊れてしまっても、このような日本古来の知恵で長く大切にしていきたいものだ。

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